朝あさ、親父おやじからの連絡れんらく 婆ばあさんが亡なくなりました…
温あたたかい珈琲こーひーの香かおりも どこかへ消きえて…
いつだったか数すう年ねん前まえ 親父おやじからの伝言でんごん
「婆ばあさんに逢あっとけ」 逢あえた事ことを嬉うれしく思おもう
娘むすめの顔かおも忘わすれて 孫まごの記憶きおくも無ないまま
手て探さぐるように繋つなぎ合あわせて たまに戻もどる記憶きおくの欠片かけら…
夜よる、通夜つやへ向むかう途中とちゅうは 何度なんども道みちに迷まよいました
隣となりに座すわる小ちいさな体からだに思おもわず…泣なけてしまって
暗闇くらやみを彷徨さまよいながら 貴女あなたも寂さみしかったろうと
両手りょうてを合あわせて祈いのりました "ずっと母ははを守まもって下ください"
産うまれてから死しに逝いくまで 何なにを感かんじ何なにを学まなぶのか?
肉体にくたいから魂たましいが抜ぬける時とき 人ひとは何なにを描えがくのか?
産うまれてから死しに逝いくまで 何なにを目指めざし何処どこへ向むかうのか?
まるで今いまにも目めを覚さますかのように
清きよらかに貴女あなたは美うるわしかった…。
朝asa、親父oyajiからのkarano連絡renraku 婆baaさんがsanga亡naくなりましたkunarimashita…
温atataかいkai珈琲kôhîのno香kaoりもrimo どこかへdokokahe消kiえてete…
いつだったかitsudattaka数suu年nen前mae 親父oyajiからのkarano伝言dengon
「婆baaさんにsanni逢aっとけttoke」 逢aえたeta事kotoをwo嬉ureしくshiku思omoうu
娘musumeのno顔kaoもmo忘wasuれてrete 孫magoのno記憶kiokuもmo無naいままimama
手te探saguるようにruyouni繋tsunaぎgi合aわせてwasete たまにtamani戻modoるru記憶kiokuのno欠片kakera…
夜yoru、通夜tsuyaへhe向muかうkau途中tochuuはha 何度nandoもmo道michiにni迷mayoいましたimashita
隣tonariにni座suwaるru小chiiさなsana体karadaにni思omoわずwazu…泣naけてしまってketeshimatte
暗闇kurayamiをwo彷徨samayoいながらinagara 貴女anataもmo寂samiしかったろうとshikattarouto
両手ryouteをwo合aわせてwasete祈inoりましたrimashita "ずっとzutto母hahaをwo守mamoってtte下kudaさいsai"
産uまれてからmaretekara死shiにni逝iくまでkumade 何naniをwo感kanじji何naniをwo学manaぶのかbunoka?
肉体nikutaiからkara魂tamashiiがga抜nuけるkeru時toki 人hitoはha何naniをwo描egaくのかkunoka?
産uまれてからmaretekara死shiにni逝iくまでkumade 何naniをwo目指mezaしshi何処dokoへhe向muかうのかkaunoka?
まるでmarude今imaにもnimo目meをwo覚saますかのようにmasukanoyouni
清kiyoらかにrakani貴女anataはha美uruwaしかったshikatta…。