(ルルル……)
さびしい顔かおに 紅べにをさし
微笑わらってみせた いとしいおまえ
苦くるしい恋こいと 寄より添そって生いきて
春はるも知しらずに 夢ゆめが散ちる
はらはら落葉おちば おもかげの女おんな
(ルルル……)
かぼそい肩かたに ふりしきる
小雪こゆきのような 哀かなしいかげよ
こころにいつも 消きえない愛あいを
抱だいたおまえが 遠とおざかる
忘わすれものか おもかげの女おんな
(ルルル……)
あしたが見みえぬ 暗くらがりで
今日きょうだけ生いきた ふたりの月日つきひ
寒さむがるおれに ぬくもり呉くれた
優やさしいおまえの あつい肌はだ
灯あかりがほしい おもかげの女おんな
(ルルル……)
(ルルルrururu……)
さびしいsabishii顔kaoにni 紅beniをさしwosashi
微笑waraってみせたttemiseta いとしいおまえitoshiiomae
苦kuruしいshii恋koiとto 寄yoりri添soってtte生iきてkite
春haruもmo知shiらずにrazuni 夢yumeがga散chiるru
はらはらharahara落葉ochiba おもかげのomokageno女onna
(ルルルrururu……)
かぼそいkabosoi肩kataにni ふりしきるfurishikiru
小雪koyukiのようなnoyouna 哀kanaしいかげよshiikageyo
こころにいつもkokoroniitsumo 消kiえないenai愛aiをwo
抱daいたおまえがitaomaega 遠tooざかるzakaru
忘wasuれものかremonoka おもかげのomokageno女onna
(ルルルrururu……)
あしたがashitaga見miえぬenu 暗kuraがりでgaride
今日kyouだけdake生iきたkita ふたりのfutarino月日tsukihi
寒samuがるおれにgaruoreni ぬくもりnukumori呉kuれたreta
優yasaしいおまえのshiiomaeno あついatsui肌hada
灯akaりがほしいrigahoshii おもかげのomokageno女onna
(ルルルrururu……)