日暮ひぐれの雨あめに 打うたれても
花はなは黙だまって 咲さいている
冷つめたい風かぜに ふるえても
そこにきれいに 咲さいている
誰だれのために 生いきますか
誰だれのために 散ちりますか
花はなは花はなとして ただ咲さくだけ
名なもさえ知しらない あてもない
花はなは黙だまって 咲さいている
振ふり向むく空そらは 遠とおくても
そこにきれいに 咲さいている
母ははのような 優やさしさで
母ははのような ゆかしさで
花はなは花はなとして ただ咲さくだけ
夜露よつゆに濡ぬれて 色いろあせて
花はなは黙だまって 咲さいている
明日あしたになれば 陽ひをあびて
そこにきれいに 咲さいている
一度いちど限かぎりの さだめなら
一度いちど限かぎりの 命いのちなら
人ひとは人ひととして ただ生いきたい
日暮higuれのreno雨ameにni 打uたれてもtaretemo
花hanaはha黙damaってtte 咲saいているiteiru
冷tsumeたいtai風kazeにni ふるえてもfuruetemo
そこにきれいにsokonikireini 咲saいているiteiru
誰dareのためにnotameni 生iきますかkimasuka
誰dareのためにnotameni 散chiりますかrimasuka
花hanaはha花hanaとしてtoshite ただtada咲saくだけkudake
名naもさえmosae知shiらないranai あてもないatemonai
花hanaはha黙damaってtte 咲saいているiteiru
振fuりri向muくku空soraはha 遠tooくてもkutemo
そこにきれいにsokonikireini 咲saいているiteiru
母hahaのようなnoyouna 優yasaしさでshisade
母hahaのようなnoyouna ゆかしさでyukashisade
花hanaはha花hanaとしてtoshite ただtada咲saくだけkudake
夜露yotsuyuにni濡nuれてrete 色iroあせてasete
花hanaはha黙damaってtte 咲saいているiteiru
明日ashitaになればninareba 陽hiをあびてwoabite
そこにきれいにsokonikireini 咲saいているiteiru
一度ichido限kagiりのrino さだめならsadamenara
一度ichido限kagiりのrino 命inochiならnara
人hitoはha人hitoとしてtoshite ただtada生iきたいkitai