酒さけを飲のむなら 肴さかなはいらぬ
茶ちゃわん ひとつが あればいい
地酒じざけ一本いっぽん 右手みぎてにおいて
畳たたみ一枚いちまい あればいい
酔よえば 南部なんぶの牛追うしおい歌うたか
そろり そろりと また夢ゆめん中なか
惚ほれた女おんなは かすりの着物きもの
ひざの枕まくらがヨ あればいい
しぐれ雨あめなら 瞼まぶたを閉とじて
故郷くにに おふくろ あればいい
胸むねが痛いたけりゃ 両手りょうてを合あわせ
熱あつい涙なみだが あればいい
酔よえば 南部なんぶの牛追うしおい歌うたか
そろり そろりと また夢ゆめん中なか
二合にごう三合さんごうじゃ まだガキの酒さけ
懐むねのかたまりヨ 溶とかすまで
酒さけを飲のむなら 肴さかなはいらぬ
茶ちゃわん ひとつが あればいい
地酒じざけ一本いっぽん 右手みぎてにおいて
畳たたみ一枚いちまい あればいい
酒sakeをwo飲noむならmunara 肴sakanaはいらぬhairanu
茶chaわんwan ひとつがhitotsuga あればいいarebaii
地酒jizake一本ippon 右手migiteにおいてnioite
畳tatami一枚ichimai あればいいarebaii
酔yoえばeba 南部nanbuのno牛追ushioいi歌utaかka
そろりsorori そろりとsororito またmata夢yumeんn中naka
惚hoれたreta女onnaはha かすりのkasurino着物kimono
ひざのhizano枕makuraがgaヨyo あればいいarebaii
しぐれshigure雨ameならnara 瞼mabutaをwo閉toじてjite
故郷kuniにni おふくろofukuro あればいいarebaii
胸muneがga痛itaけりゃkerya 両手ryouteをwo合aわせwase
熱atsuいi涙namidaがga あればいいarebaii
酔yoえばeba 南部nanbuのno牛追ushioいi歌utaかka
そろりsorori そろりとsororito またmata夢yumeんn中naka
二合nigou三合sangouじゃja まだmadaガキgakiのno酒sake
懐muneのかたまりnokatamariヨyo 溶toかすまでkasumade
酒sakeをwo飲noむならmunara 肴sakanaはいらぬhairanu
茶chaわんwan ひとつがhitotsuga あればいいarebaii
地酒jizake一本ippon 右手migiteにおいてnioite
畳tatami一枚ichimai あればいいarebaii