国境の風 歌詞 南こうせつ ふりがな付

遥はるか海うみを越こえ 遠とおき母ははの大地とち
水鳥とりたちは この青空そらを 自由じゆうに飛とび交かうよ
せめてこの魂こころ せめてこの慕おもい
悲かなしみを伝つたえてよ 愛あいする人ひとへと

時代ときは何なにも言いわずに 悲かなしげな微笑ほほえみ投なげるけど
この大空そらに 国境こっきょうの壁かべはないから

風かぜよ 風かぜよ 祖国くにの歌うた 聞きかせて
風かぜよ 風かぜよ 母ははの歌うた 聞きかせて

やがて陽ひが沈しずみ 赤あかい地平線ちへいせん
水鳥みずとりたちも より添そってどこかで眠ねむるなら
熱あついこの涙なみだ 熱あついこの慕おもい
夢ゆめの中なかで逢あわせてよ 愛あいする人ひとへと

星座ほしは何なにも知しらずに おだやかに季節きせつを変かえるけど
この夜空そらを 奪うばうこと 誰だれも出来できない

風かぜよ 風かぜよ 祖国くにの歌うた 聞きかせて
風かぜよ 風かぜよ 母ははの歌うた 聞きかせて

時代ときは何なにも言いわずに 悲かなしげな微笑ほほえみ投なげるけど
この大空そらに 国境こっきょうの 壁かべはないから

風かぜよ 風かぜよ 祖国くにの歌うた 聞きかせて
風かぜよ 風かぜよ 母ははの歌うた 聞きかせて