決闘高田の馬場 歌詞 島津亜矢 ふりがな付

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決闘高田の馬場 歌詞

島津亜矢

2011.12.14 リリース
作詞
北村桃児
作曲
山倉たかし
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江戸えど夕焼ゆうやともしころ
ゆめもとめて みなし
くに越後えちごそら
かお赤鞘あかざや 安兵衛やすべえ
何時いつおぼえた さけあじ

喧嘩けんかするなら 相手あいてになろうか
おれ天下てんか素浪人すろうにん
まこと武士ぶしなら おとこなら
やるとめたら 安兵衛やすべえ
くぞ白刃しらは只中ただなか

のりのばあさんが差出さしだした
手紙てがみひら中山なかやま安兵衛やすべえ
いそぎしたためまいらせこう
堀内ほりうち源左衛門げんざえもん先生せんせい
道場どうじょうふか
叔父おじおいむすんだるこの菅野すがの
くにひけない 武士ぶし意地いじ
村上むらかみ兄弟きょうだい一門いちもん
高田たかだ馬場ばばはた
六十ろくじゅうすぎた拙者せっしゃには
勝目かつめひとつも御座ござそうろう
あとのこれるつま
ねがもう安兵衛やすべえ殿どの
文武ぶんぶすぐれたそなたじゃが
さけをつゝしみおさ
天晴あっぱ出世しゅっせなさるよう
草葉くさばかげからいのまいらせそうろう
なみだいた遺言状ゆいごんじょう

「ばあさん!いまどきだ!
に!たつ下刻げこくかうーむ
高田たかだ馬場ばばまで後半あとはんとき
南無なむ八幡大菩薩はちまんだいぼさつ 安兵衛やすべえ
きつくまでは叔父おじうえまもらせ
たまえ!ばあさんみずだ! みずれ!」

せき孫六まごろくわしづか
牛込うしごめ天竜寺てんりゅうじ竹町たけまち
長屋ながや飛出とびだ安兵衛やすべえ
小石こいしをけとばしすなげて
そらごとけてゆく
れをながめた大工だいく左官さかん
とこやも 八百やおやも
こめやのおやじも さかなやも
それゆけ やれゆけ
やすさんがおおきな喧嘩けんかつけたぞ
今夜こんやはタラフクめそうだ
あとからあとからいて
一番後いちばんあとからのりばあさん
いきらして
ヨイショコラショ ヨイショコラショ
やすさんやすさん!!
喧嘩けんかしなとかけてゆく

高田たかだ馬場ばばてみれば
卑怯ひきょう未練みれん村上むらかみ一門いちもん
わずか二人ふたりかこ
白刃しらはそろえてりかゝる
あわ菅野すがの
若党わかとう次第次第しだいしだいいつめられて
すでにあやうくえたとき
馬場ばば飛込とびこ安兵衛やすべえ
せき孫六まごろくせず
村上むらかみ三郎さぶろうてゝ
てんにもとどろ大音声おんじょう
中山なかやま安兵衛やすべえ武庸たけつね
叔父おじ菅野すがの助太刀すけだちいた
名乗なのりをあげて
さあいと脇差わきざしいて
左手ひだりて天地てんちかまえた二刀流にとうりゅう
みぎひだりまきくる
おりしも叔父おじ背後うしろから薙刀なぎなたって
祐見ゆみろさんとしたとき
ばちどめげた脇差わきざし
背中せなかつらぬ見事みごとたおした有様ありさま
さながら 鬼神きじん天魔てんまごう
かたずをんで ていた群集ぐんしゅう
どっとあげたる歓声かんせい
高田たかだ馬場ばばにこだまする

つるぎがきらめく 高田たかだ馬場ばば
桜吹雪さくらふぶきいかかる
っておごらぬ さわやかさ
はな青年せいねん 安兵衛やすべえ
かおあかるい はるかぜ

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曲名:決闘高田の馬場 歌手:島津亜矢