膝ひざを枕まくらに 本ほんを読よむ
あなたの髪かみを すきながら
庭にわをぼんやり 見みていたら
宿やどでそろえた 散歩さんぽ下駄げた
青あおい畳たたみが 気きに入いって
ごろ寝ねのくせが つきそうと
笑わらうあなたの 目めの中なかに
私一人わたしひとりが うつってた
一日いちにち 二日ふつか もう 三日みっか
あなたと過すごす 旅たびの宿やど
もう何なにも もう何なにも
いらないね
裾すその足たりない 浴衣ゆかた着きて
あなたは月つきを 見上みあげてる
蛍ほたるみたいな 煙草たばこの火ひ
消けして流ながれる 山やまの霧きり
指ゆびを噛かむのは やめてくれ
帰かえったあとで 想おもい出だす
無茶むちゃをいいたく なったなら
君きみが困こまると いうあなた
一日いちにち 二日ふつか もう 三日みっか
あなたと過すごす 旅たびの宿やど
もう何なにも もう何なにも
いらないね
一日いちにち 二日ふつか もう 三日みっか
あなたと過すごす 旅たびの宿やど
もう何なにも もう何なにも
いらないね
膝hizaをwo枕makuraにni 本honをwo読yoむmu
あなたのanatano髪kamiをwo すきながらsukinagara
庭niwaをぼんやりwobonyari 見miていたらteitara
宿yadoでそろえたdesoroeta 散歩sanpo下駄geta
青aoいi畳tatamiがga 気kiにni入iってtte
ごろgoro寝neのくせがnokusega つきそうとtsukisouto
笑waraうあなたのuanatano 目meのno中nakaにni
私一人watashihitoriがga うつってたutsutteta
一日ichinichi 二日futsuka もうmou 三日mikka
あなたとanatato過suごすgosu 旅tabiのno宿yado
もうmou何naniもmo もうmou何naniもmo
いらないねiranaine
裾susoのno足taりないrinai 浴衣yukata着kiてte
あなたはanataha月tsukiをwo 見上miaげてるgeteru
蛍hotaruみたいなmitaina 煙草tabakoのno火hi
消keしてshite流nagaれるreru 山yamaのno霧kiri
指yubiをwo噛kaむのはmunoha やめてくれyametekure
帰kaeったあとでttaatode 想omoいi出daすsu
無茶muchaをいいたくwoiitaku なったならnattanara
君kimiがga困komaるとruto いうあなたiuanata
一日ichinichi 二日futsuka もうmou 三日mikka
あなたとanatato過suごすgosu 旅tabiのno宿yado
もうmou何naniもmo もうmou何naniもmo
いらないねiranaine
一日ichinichi 二日futsuka もうmou 三日mikka
あなたとanatato過suごすgosu 旅tabiのno宿yado
もうmou何naniもmo もうmou何naniもmo
いらないねiranaine