西にしへ傾かたむく 昨日きのうは追おうな
東ひがしに出でてくる 明日あしたを待まて
そんなせりふで 決きめては 決きめてはいても
胸むねの真まン中ん のぞいてみれば
みれん模様もようの 涙なみだが泳およぐ
あンあ… 袴はかまをはいた渡わたり鳥どり
どうせ誰だれかが 傷きずつくならば
代かわってやろうか その役やくを
粋いきなつもりで かぶった かぶった笠かさを
笑わらうからすに 怨うらみはないが
好すきで別わかれた あの娘こが恋こいし
あンあ… 袴はかまをはいた渡わたり鳥どり
人ひとの弱身よわみに つけこむ奴やつを
ゆるしておけない 性格たちなのさ
こんな血ちすじを さずけた さずけた親おやの
恩義おんぎひとつを 心こころに抱だいて
浮世うきよ七なな坂さか 倒たおれて起おきる
あンあ… 袴はかまをはいた渡わたり鳥どり
西nishiへhe傾katamuくku 昨日kinouはha追oうなuna
東higashiにni出deてくるtekuru 明日ashitaをwo待maてte
そんなせりふでsonnaserifude 決kiめてはmeteha 決kiめてはいてもmetehaitemo
胸muneのno真maンn中n のぞいてみればnozoitemireba
みれんmiren模様moyouのno 涙namidaがga泳oyoぐgu
あaンnあa… 袴hakamaをはいたwohaita渡wataりri鳥dori
どうせdouse誰dareかがkaga 傷kizuつくならばtsukunaraba
代kawaってやろうかtteyarouka そのsono役yakuをwo
粋ikiなつもりでnatsumoride かぶったkabutta かぶったkabutta笠kasaをwo
笑waraうからすにukarasuni 怨uraみはないがmihanaiga
好suきでkide別wakaれたreta あのano娘koがga恋koiしshi
あaンnあa… 袴hakamaをはいたwohaita渡wataりri鳥dori
人hitoのno弱身yowamiにni つけこむtsukekomu奴yatsuをwo
ゆるしておけないyurushiteokenai 性格tachiなのさnanosa
こんなkonna血chiすじをsujiwo さずけたsazuketa さずけたsazuketa親oyaのno
恩義ongiひとつをhitotsuwo 心kokoroにni抱daいてite
浮世ukiyo七nana坂saka 倒taoれてrete起oきるkiru
あaンnあa… 袴hakamaをはいたwohaita渡wataりri鳥dori