俺おれは目めを覚さますだろう 広ひろがる焼やけ野のが原はら 黒くろ焦こげた土つちの上うえで
そして歩あるき出だすだろう 吹ふきつける風かぜの中なか 国境線こっきょうせんをたどって
数かぞえきれないほど 張はり裂さけた胸むねの傷きずの その向むこうに
俺おれを連つれ出だすのか もう二度にどと戻もどれない場所ばしょへと
俺おれは眠ねむれないだろう 悪魔あくまに売うり渡わたした 心こころは取とり返かえせない
それでも愛あいするだろう 誰だれかを愛あいするだろう 赤あかく濡ぬれた手てのままで
もう歩あるけないほど 血ちを流ながした両足りょうあしを 引ひきずらせて
俺おれを連つれ出だすのか 光ひかりさえ届とどかない場所ばしょへと
暗くらい地下室ちかしつで待まっているあの人ひとと
別わかれのくちづけ あまりに激はげしい沈黙ちんもくの中なかで
ああ まるで嘘うそのように すべて消きえてしまう前まえに
ああ まるで夢ゆめのように ぼくにはもう時間じかんがない
数かぞえきれないほど 張はり裂さけた胸むねの傷きずの その向むこうに
俺おれを連つれ出だすのか 何なにもかも 愛あいさえも奪うばうために
ああ まるで嘘うそのように すべて消きえてしまう前まえに
俺おれを連つれ戻もどして いつかまた 君きみのいる場所ばしょへと
俺oreはha目meをwo覚saますだろうmasudarou 広hiroがるgaru焼yaけke野noがga原hara 黒kuro焦koげたgeta土tsuchiのno上ueでde
そしてsoshite歩aruきki出daすだろうsudarou 吹fuきつけるkitsukeru風kazeのno中naka 国境線kokkyousenをたどってwotadotte
数kazoえきれないほどekirenaihodo 張haりri裂saけたketa胸muneのno傷kizuのno そのsono向muこうにkouni
俺oreをwo連tsuれre出daすのかsunoka もうmou二度nidoとto戻modoれないrenai場所basyoへとheto
俺oreはha眠nemuれないだろうrenaidarou 悪魔akumaにni売uりri渡wataしたshita 心kokoroはha取toりri返kaeせないsenai
それでもsoredemo愛aiするだろうsurudarou 誰dareかをkawo愛aiするだろうsurudarou 赤akaくku濡nuれたreta手teのままでnomamade
もうmou歩aruけないほどkenaihodo 血chiをwo流nagaしたshita両足ryouashiをwo 引hiきずらせてkizurasete
俺oreをwo連tsuれre出daすのかsunoka 光hikariさえsae届todoかないkanai場所basyoへとheto
暗kuraいi地下室chikashitsuでde待maっているあのtteiruano人hitoとto
別wakaれのくちづけrenokuchiduke あまりにamarini激hageしいshii沈黙chinmokuのno中nakaでde
ああaa まるでmarude嘘usoのようにnoyouni すべてsubete消kiえてしまうeteshimau前maeにni
ああaa まるでmarude夢yumeのようにnoyouni ぼくにはもうbokunihamou時間jikanがないganai
数kazoえきれないほどekirenaihodo 張haりri裂saけたketa胸muneのno傷kizuのno そのsono向muこうにkouni
俺oreをwo連tsuれre出daすのかsunoka 何naniもかもmokamo 愛aiさえもsaemo奪ubaうためにutameni
ああaa まるでmarude嘘usoのようにnoyouni すべてsubete消kiえてしまうeteshimau前maeにni
俺oreをwo連tsuれre戻modoしてshite いつかまたitsukamata 君kimiのいるnoiru場所basyoへとheto