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【ライブレポート】9mm Parabellum Bullet「カオスの百年 vol.12」2年ぶりの日比谷野音は熱狂の祝祭に!

4人組ロックバンド9mm Parabellum Bullet(キューミリ・パラベラム・バレット)による自主企画『カオスの百年 vol.12』が2018年5月27日に日比谷野外音楽堂で開催された。リハビリ中のギター滝 善充もこの日はステージ復帰して今後のバンドの新機軸を示した同ライブの模様をレポートする。

公開日:2018年6月1日 更新日:2018年6月1日


この記事の目次
  1. ・2年ぶりの日比谷野外大音楽堂
  2. ・3人のAC 9mm
  3. ・「今日までの悪いことはすべて過ぎ去ったから」
  4. ・ファンの歓喜が爆発
  5. ・最新AL『BABEL』からの曲を演奏
  6. ・新曲『キャリーオン』
  7. ・滝復活祭のような野音
  8. ・「新しい光の中へ行こう!」
  9. ・9mm Parabellum Bullet 最新情報
  10. ・リリース情報
  11. ・イベント情報
  12. ・ライブ情報
  13. ・その他ライブ情報
  14. ・9mm Parabellum Bullet Profile

2年ぶりの日比谷野外大音楽堂

2004年に結成され、突出した演奏力とライブパフォーマンスで日本のロックシーンに風穴を開けた9mm Parabellum Bullet(キューミリ・パラベラム・バレット)。2018年5月27日、自主企画『カオスの百年 vol.12』の開催にあたって彼らが会場として選んだのは日比谷野外大音楽堂(野音)。

2016年11月以降ライブ活動を休養業中のギター・滝 善充にとって休養業のきっかけとなったのが2016年6月の野音ライブ(ライブ中に左手が動かなくなり、ステージを一時離脱、その後ステージに戻るもいつも通りのパフォーマンスはできなかった)。しかし、この日は事前告知で滝の出演も発表されており、満を持して4人でステージに上がる。その舞台は自主企画『カオスの百年』、会場は野音ということでリベンジの条件は完璧に整っている。

3人のAC 9mm


この日は対バンとして発表されていたのは『AC 9mm(エーシー・キューミリ)』。
最初にステージに現れたのはかみじょうちひろ(Dr)。おもむろにドラムをたたきはじめると中村和彦(Ba)も加わって最後に菅原卓郎(Vo・Gt)が登場。アコースティックギターをかき鳴らして歌いはじめた1曲目は『Answer And Answer』。滝が不在の間サポートギターを加えるなど試行錯誤を重ねる中で生まれた菅原/中村/かみじょうによるアコースティックプロジェクトが『AC 9mm』。『Heart-Shaped Gear』に続いて菅原のMC。「今日は9mm Parabellum Bulletに胸を借りてライブします」と言って1stアルバム『Termination』から『Psychopolis』、『Battle March』を演奏。夕映えの野音にアコギの音色が風に乗って響く。

「今日までの悪いことはすべて過ぎ去ったから」

アコースティックアレンジによるAC 9mmの演奏では、もともとあったメロディーの良さや轟音に隠れていた曲の骨格がむき出しになる。その結果9mm Parabellum Bulletとはまた違った魅力が感じられる。とはいえそこはやはり“9mm”。間奏ではベースにエフェクトをかけてカオスな音像を生み出したり、歪みをかけたギターソロを弾くなど随所に“らしさ”が垣間見える。
4thアルバム『Movement』収録の『荒地』、『星に願いを』では激しさの中に同居する静けさに引き込まれ、レゲエアレンジの『ハートに火をつけて』では会場から手拍子が起きる。「今日までの悪いことはすべて過ぎ去ったから。みんなと9mmの力で良い夜にしましょう!」と菅原が語り、最後に決意を伝えるように『太陽が欲しいだけ』を演奏。



紆余曲折を経て迎えた2018年の野音。バンドのベストとも言える選曲を聴かせたAC 9mmによって本編への期待が否応なしに高まる。

ファンの歓喜が爆発


耳をつんざくシャウトと轟音。メンバーの姿がステージに見えた瞬間、会場は総立ちになる。2018年5月27日。この日を待っていたファンの歓喜が爆発する。ギターの滝 善充が手を振りあげる。
「9mm Parabellum Bulletです。こんばんは!」名刺代わりの1曲目は焦がれるような生への衝動を歌う『The World』。お立ち台に立ってギターをかきむしる滝。ステージに立てることの喜びがダイレクトに伝わってくる。
かみじょうのツインドラムから繰り出される凶暴なビートが特徴的な『Mr. Suicide』。間奏では菅原と滝、サポートのfolca為川裕也(Gt)によるトリプルギターが炸裂する。スラッシュメタル、スクリーモ、歌謡曲などあらゆるジャンルを飲み込んだ9mmのアンサンブルは滝の帰還によってさらに強度が上がっている。ノンストップで進攻する『Lost!!』。調子をたしかめるようにアンプを調整しながらコーラスで声を張り上げる滝。キャッチーなギターのフレーズからはじまる『Supernova』では体ごと投げ出すようにギターをかき鳴らすパフォーマンスを見せる。

最新AL『BABEL』からの曲を演奏


夕暮れの野外ステージで客席に向かって語りかける菅原。「リベンジを軽く超えてもっと良い日にしたい」、「新しい伝説をつくるか!」菅原の一言から『Story of Glory』、『I.C.R.A.』と最新アルバム『BABEL』の曲を演奏する。



腰よりも低い位置にセットしたマイクに向かい絶叫する中村。初期からの定番曲『Vampiregirl』で会場のテンションは最高潮に達する。

新曲『キャリーオン』

ここでサポートギタリストが為川からHEREの武田将幸に交代し、SNSでも告知していた新曲『キャリーオン』を披露。
“止まるな いつか鼓動が 過去も未来も 追い越すまで”と歌う新曲は超高速シャッフルビートに乗せて轟音トリプルギターが襲いかかる9㎜の真骨頂といえる1曲だ。映画『ニート・ニート・ニート』の主題歌にもなっている『キャリーオン』は5月27日から無料ダウンロードが開始されている。
続けざまに『Everyone is fighting on this stage of lonely』、『生命のワルツ』をあらん限りの力で演奏。
いつの間にか夕闇に包まれた野音。頬をなでる風が涼しい。
ここでMC。「もうダメかなと思ったときに、いつも最後はいろんなところでライブしたみんなの顔が浮かんでくる」と話す菅原。「これからもオレたちにエネルギーを飛ばしてください。」
紆余曲折を経た2年間がメンバーにとっても決して平坦な道のりではなかったことをうかがわせる言葉。支え続けたファンと9mmの絆を確認するような一幕だった。

滝復活祭のような野音


ここからライブは終盤戦。すでにテンションが上がりまくっている会場は滝復活祭のような様相を呈している。
4つ打ちの踊れるリズムとキメのギターがクセになる『Scenes』。負担が減ったことでより効果的なフレーズを紡ぎだす滝。サポートの武田とのコンビネーションが野音の空気を縦横無尽に切り裂く。
客席とステージのエネルギーがひとつになって膨れ上がった『Termination』。滝の激しいステージアクションに歓声が上がる。滝が復帰して誰よりもうれしいのはメンバー3人だろう。中村のベースがうねり、かみじょうが叩きまくる。
ミラーボールが照らす場内でマラカスを振ってあおる菅原と滝。「1、2、3、4!」のカウントから『Talking Machine』。サビでは会場がいっせいにジャンプ!ダンスフロアと化した野音が揺れる。

「新しい光の中へ行こう!」

「最後の曲です!新しい光の中へ行こう!」通常の何割増しかにスピードアップした『新しい光』。機関銃掃射のような滝のダウンピッキングがすさまじい。思いのたけを込めて会場もこの日いちばんのコーラスで応える。
「ありがとう、みんな!」メンバーが去ったあともステージに残った菅原は満面の笑みで万歳を繰り返した。
アンコールではサポートの2人を加えた6人体制で『Black Market Blues』、『Punishment』を披露。滝、為川、武田が並んで決めポーズを見せると歓声が上がる。メンバーコールで滝の名前が呼ばれると大きな拍手が起きた。
ただでさえ規格外の出力を誇る9mm Parabellum Bulletというバンドは、滝という屋台骨のステージ復帰によって何倍にも威力が増していた。
「また会いましょう!」ライブ中、何度も「日比谷!」と叫んだ菅原。“地によって倒れたものは地によって立つ”という言葉どおりの完璧なリベンジを果たし、またひとつ伝説をつくった。新たな一歩を踏み出したこの日、9mm Parabellum Bulletがファンとともにつかもうとする光がそこにはあった。
2018年は『カオスの百年』ツアーや菅原のソロ作発売、菅原・滝によるキツネツキのリリースも予定されている。滝のステージ復帰はそれらすべてを後押しするはず。その先に進化した9mm Parabellum Bulletを見ることができる日は遠くない。

TEXT:石河コウヘイ
PHOTO:西槇太一

9mm Parabellum Bullet (キューミリ パラベラム バレット)は日本のロックバンドである。メンバーは菅原卓郎(Vocal and Guitar)、滝 善充(Guitar)、中村和彦(Bass)、かみじょうちひろ(Drums)の男性4名。所属事務所はNonet。バンド名は弾薬である9mmパラベラム弾が由来になっている。オルタナティブロ···

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9mm Parabellum Bullet 最新情報

リリース情報

●LIVE DVD/Blu-Ray
「act Ⅶ」
6月26日(水)リリース
・DVD
COBA-7080~81/¥9,999+税
・Blu-Ray
COXA-1177~78/¥12,000+税

【収録内容】
2016年6月19日 『Waltz on Life Line』 @日比谷野外大音楽堂
2017年 『LIVE 2017〜BABELスタイル完結篇〜』@会場限定上映映像
2018年5月27日 『カオスの百年vol.12』 @日比谷野外大音楽堂
2019年4月14日 〜15th Anniversary〜『東西フリーライブ』@日比谷野外大音楽堂

●10th Single
4月10日(水)リリース
「名もなきヒーロー」
COCA-17578
\1,080(tax in)
1. 名もなきヒーロー
2. Live Track From “chaos in 100years TOUR 2018” 19.03.17 At Zepp Sapporo

●結成15周年を記念、過去発売アルバム5タイトルを初の紙ジャケット・高音質SHM-CD仕様にて999枚限定でユニバーサルミュージックより4月10日(水)再リリース
1st Album「Termination」(オリジナル発売日:2007.11.14)UPCY-9902 ¥2,500+税
2nd Album「VAMPIRE」(オリジナル発売日:2008.10.15) UPCY-9903 ¥2,500+税
3rd Album「Revolutionary」(オリジナル発売日:2010.4.21) UPCY-9904 ¥2,500+税
4th Album「Movement」(オリジナル発売日:2011.6.15)UPCY-9905 ¥2,500+税*2019年リマスタリング
5th Album「Dawning」(オリジナル発売日:2013.6.26) UPCY-9906 ¥2,500+税

イベント情報

●9mm Parabellum Bullet、ライブDVD & Blu-ray「act Ⅶ」 発売記念
「野音三部作」プレミアム先行上映会
◆上映内容:
・ライブDVD & Blu-ray「act Ⅶ」に収録される「野音三部作」からセレクトしたライブ映像上映
・最新DVD & Blu-ray予約会 ※新宿ピカデリーを除く。
◆日時・劇場
第1弾:2019年6月10日(月)19:00開映
<東京>ユナイテッド・シネマ豊洲、<埼玉>ユナイテッド・シネマ浦和、<愛知>ミッドランドスクエアシネマ、<大阪>なんばパークスシネマ、<北海道>ユナイテッド・シネマ札幌、<福岡>ユナイテッド・シネマキャナルシティ13

第2弾:2019年6月13日(木)19:00開映
<東京>新宿ピカデリー、<神奈川>109シネマズ川崎、<京都>MOVIX京都、<宮城>MOVIX仙台、<広島>109シネマズ広島
◆チケット:2,900円(税込み)全席指定 
◆発売方法:
①オフィシャルモバイルサイト「9mm MOBILE」先行発売:
◆抽選エントリー受付:2019年4月9日(火)11:00~5月21日(火)11:00

②一般先行発売:
※チケットはWEBでの抽選エントリー受付になります。
◆抽選エントリー受付:2019年4月12日(金)11:00~5月22日(水)11:00

ライブ情報

●〜15th Anniversary〜『6番勝負』
6/8(土)F.A.D YOKOHAMA(VS avengers in sci-fi)
6/14(金)LiveHouse浜松窓枠(VS the telephones)
7/14(日)名古屋Electric Lady Land(VS アルカラ)
7/22(月)恵比寿LIQUIDROOM(VS UNISON SQUARE GARDEN)
9/9(月)昭和女子大学 人見記念講堂(VS 凛として時雨)
10/5(土)Shinjyuku BLAZE(VS THE BAWDIES)※男性限定

●8th Album「DEEP BLUE」Release Tour
10/12(土)広島 広島CLUB QUATTRO
10/19(土)石川 金沢EIGHT HALL
10/26(土)香川 高松festhalle
11/2(土)北海道 Zepp Sapporo
11/9(土)宮城 仙台PIT
11/16(土)福岡 Zepp Fukuoka
11/23(土)愛知 Zepp Nagoya
11/24(日)大阪 Zepp Osaka Bayside
11/29(金)東京 Zepp Tokyo
11/30(土)東京 Zepp Tokyo
※チケット前売\4,300(税別/ドリンク代別)
<10thシングル「名もなきヒーロー」封入先行抽選販売>
4/9(火)19:00~5/6(日)23:59

その他ライブ情報

・5/6(月・振休) 千葉市蘇我スポーツ公園[千葉]
rockin'on presents JAPAN JAM 2019

・6/1(土)石川県産業展示館1~4号館[石川県]
百万石音楽祭 2019 ~ミリオンロックフェスティバル~

・8/3(土)・4(日)・10(土)・11(日)・12日(月) 国営ひたち海浜公園[茨城]
rockin'on presents ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019
※いずれか1日の出演となります

・8/16(金)・17(土) 石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ[北海道]
RISING SUN ROCK FESTIVAL 2019 in EZO
※いずれか1日の出演となります

・8/24(土) 山口きらら博記念公園[山口]
WILD BUNCH FEST. 2019

・9/28(土)・29(日) 中津川公園内特設ステージ[岐阜]
中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2019
※いずれか1日の出演となります

9mm Parabellum Bullet Profile

2004年3月横浜にて結成。 2枚のミニアルバムをインディーズレーベルからリリースした後、2007年Debut Disc『Discommunication e.p.』でメジャーデビュー。

パンク・メタル・エモ・ハードコア・J-POPなどあらゆるジャンルを呑み込んだ独特な音楽性と、爆発的なライブパフォーマンスで 日本ロックシーンの支持を得る。

【TOTAL INFORMATION】
15周年特設ページ
9mm Parabellum Bullet Official Site
9mm Parabellum Bullet Official Twitter
9mm Parabellum Bullet Official Facebook
9mm Parabellum Bullet Official Mobile Site[9mm MOBILE]
9mm Parabellum Bullet Official YouTube Channel
9mm Parabellum Bullet Label Site

【インタビュー】 彼女 IN THE …

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