トゥルル~ルル… 赤あかい旗はたが真まっ青さおな空そらの下したで揺ゆれてた…
暗くらいキャンドルライト 天井てんじょうにはシャンデリア
机つくえの上うえ ワイン トースト キャビア
床ゆかには大理石だいりせき敷しき詰つめられ 何なにか犠牲ぎせいにして
手てに入いれてきたものばっかさ
生うまれて最初さいしょの記憶きおくおっかさん
じゃなくて真まっ赤かな炎ほのおで燃もえ上あがる景色けしきだった
僕ぼくは生うまれた時ときから王様おうさまの子供こども 地位ちいとか名誉めいよ
追おいかけることをしなくても 全部ぜんぶ手てに入はいった
街まちを歩あるけば誰だれもが頭あたまを下さげた あいつは誰だれだ
気きに入いらないやつがいれば家来けらいに首くびをとらせた
青あおい空そらの下したで
僕ぼくは王様おうさま 独裁者どくさいしゃ 国際化こくさいかする世よの中なかで
大切たいせつなもの守まもってるだけ さぁすぐ全部ぜんぶ持もってまいれ
僕ぼくが信しんじる先さきは世界せかいの統一とういつ 独立どくりつ国家こっか 人種じんしゅを超越ちょうえつ
父上ちちうえから授さずかりし真まっ赤かな旗はたが空そらで今いま揺ゆれていた
ある朝あさ家来けらいと馬うま跨またがって 城しろを飛とび出だして近ちかくの街まちへ
過すぎる退屈たいくつ景色げしきの中なか それは荒野こうやの一輪いちりんの花はな
目めを疑うたがって馬うまに「どぅどぅ」と言いい聞きかせ
すぐに名前なまえを問とうと 聞きいたこと無ない綺麗きれいな声こえに
濁にごりひとつ無ない綺麗きれいな瞳ひとみ 僕ぼくは心臓しんぞうが痛いたくなって
汗あせがポタポタとこぼれ落おちて 跪ひざまずいて
空そら見上みあげて 風かぜの中なかで恋こいに落おちた
人ひとを愛あいするのはこんなに胸むねが痛いたいものかとその時とき
初はじめて僕ぼくは気きづいた 初はじめて僕ぼくは笑わらった
僕ぼくは王様おうさま 独裁者どくさいしゃ 国際化こくさいかする世よの中なかで
大切たいせつなもの守まもってるだけ さぁすぐ全部ぜんぶ持もってまいれ
僕ぼくが信しんじる先さきは世界せかいの統一とういつ 独立どくりつ国家こっか 人種じんしゅを超越ちょうえつ
父上ちちうえから授さずかりし真まっ赤かな旗はたが空そらで今いま揺ゆれていた
父上ちちうえに僕ぼくは相談そうだんした 位くらいの下したのものを妃きさきにしたい
奇跡きせきに近ちかい
初はじめて出だすぐらいの大声おおごえで叫さけんでいた
だけど父上ちちうえはそっぽ向むいて 鼻はなで笑わらって首くびをかしげた
僕ぼくは落おち込こみ 数日すうじつ部屋べやに鍵かぎをかけてした数日すうじつ無駄むだに
そしてある日ひ 再ふたたび家来けらいと街まちに出でたら石いしが飛とんできて
振ふり返かえる先さきにボロ着きた民たみが 涙なみだ浮うかべ叫さけんできた
「お前まえのせいでうちの娘むすめは お前まえのせいでうちの娘むすめが」
僕ぼくは最初さいしょ何なにのことなのかさっぱりわからなかったのさ
僕ぼくは王様おうさま 独裁者どくさいしゃ 国際化こくさいかする世よの中なかで
大切たいせつなもの守まもってるだけ さぁすぐ全部ぜんぶ持もってまいれ
僕ぼくが信しんじる先さきは世界せかいの統一とういつ 独立どくりつ国家こっか 人種じんしゅを超越ちょうえつ
父上ちちうえから授さずかりし真まっ赤かな旗はたが空そらで今いま揺ゆれていた
トゥルル~ルル… 赤あかい旗はたが真まっ青さおな空そらの下したで揺ゆれてた…
暗くらいキャンドルライト 天井てんじょうにはシャンデリア
机つくえの上うえ ワイン トースト キャビア
床ゆかには大理石だいりせき敷しき詰つめられ 誰だれか犠牲ぎせいにして
手てに入いれてきたものばっかさ
生うまれて最初さいしょの記憶きおくおっかさん
じゃなくて真まっ赤かな炎ほのおで燃もえ上あがる景色けしきだった
トゥルルtwururu~ルルruru… 赤akaいi旗hataがga真maっxtu青saoなna空soraのno下shitaでde揺yuれてたreteta…
暗kuraいiキャンドルライトkyandoruraito 天井tenjouにはnihaシャンデリアsyanderia
机tsukueのno上ue ワインwain トtoーストsuto キャビアkyabia
床yukaにはniha大理石dairiseki敷shiきki詰tsuめられmerare 何naniかka犠牲giseiにしてnishite
手teにni入iれてきたものばっかさretekitamonobakkasa
生uまれてmarete最初saisyoのno記憶kiokuおっかさんokkasan
じゃなくてjanakute真maっxtu赤kaなna炎honooでde燃moえe上aがるgaru景色keshikiだったdatta
僕bokuはha生uまれたmareta時tokiからkara王様ousamaのno子供kodomo 地位chiiとかtoka名誉meiyo
追oいかけることをしなくてもikakerukotowoshinakutemo 全部zenbu手teにni入haiったtta
街machiをwo歩aruけばkeba誰dareもがmoga頭atamaをwo下saげたgeta あいつはaitsuha誰dareだda
気kiにni入iらないやつがいればranaiyatsugaireba家来keraiにni首kubiをとらせたwotoraseta
青aoいi空soraのno下shitaでde
僕bokuはha王様ousama 独裁者dokusaisya 国際化kokusaikaするsuru世yoのno中nakaでde
大切taisetsuなものnamono守mamoってるだけtterudake さぁすぐsaasugu全部zenbu持moってまいれttemaire
僕bokuがga信shinじるjiru先sakiはha世界sekaiのno統一touitsu 独立dokuritsu国家kokka 人種jinsyuをwo超越chouetsu
父上chichiueからkara授sazuかりしkarishi真maっxtu赤kaなna旗hataがga空soraでde今ima揺yuれていたreteita
あるaru朝asa家来keraiとto馬uma跨matagaってtte 城shiroをwo飛toびbi出daしてshite近chikaくのkuno街machiへhe
過suぎるgiru退屈taikutsu景色geshikiのno中naka それはsoreha荒野kouyaのno一輪ichirinのno花hana
目meをwo疑utagaってtte馬umaにni「どぅどぅdoudou」とto言iいi聞kiかせkase
すぐにsuguni名前namaeをwo問toうとuto 聞kiいたことitakoto無naいi綺麗kireiなna声koeにni
濁nigoりひとつrihitotsu無naいi綺麗kireiなna瞳hitomi 僕bokuはha心臓shinzouがga痛itaくなってkunatte
汗aseがgaポタポタpotapotaとこぼれtokobore落oちてchite 跪hizamazuいてite
空sora見上miaげてgete 風kazeのno中nakaでde恋koiにni落oちたchita
人hitoをwo愛aiするのはこんなにsurunohakonnani胸muneがga痛itaいものかとそのimonokatosono時toki
初hajiめてmete僕bokuはha気kiづいたduita 初hajiめてmete僕bokuはha笑waraったtta
僕bokuはha王様ousama 独裁者dokusaisya 国際化kokusaikaするsuru世yoのno中nakaでde
大切taisetsuなものnamono守mamoってるだけtterudake さぁすぐsaasugu全部zenbu持moってまいれttemaire
僕bokuがga信shinじるjiru先sakiはha世界sekaiのno統一touitsu 独立dokuritsu国家kokka 人種jinsyuをwo超越chouetsu
父上chichiueからkara授sazuかりしkarishi真maっxtu赤kaなna旗hataがga空soraでde今ima揺yuれていたreteita
父上chichiueにni僕bokuはha相談soudanしたshita 位kuraiのno下shitaのものをnomonowo妃kisakiにしたいnishitai
奇跡kisekiにni近chikaいi
初hajiめてmete出daすぐらいのsuguraino大声oogoeでde叫sakeんでいたndeita
だけどdakedo父上chichiueはそっぽhasoppo向muいてite 鼻hanaでde笑waraってtte首kubiをかしげたwokashigeta
僕bokuはha落oちchi込koみmi 数日suujitsu部屋beyaにni鍵kagiをかけてしたwokaketeshita数日suujitsu無駄mudaにni
そしてあるsoshitearu日hi 再futataびbi家来keraiとto街machiにni出deたらtara石ishiがga飛toんできてndekite
振fuりri返kaeるru先sakiにniボロboro着kiたta民tamiがga 涙namida浮uかべkabe叫sakeんできたndekita
「おo前maeのせいでうちのnoseideuchino娘musumeはha おo前maeのせいでうちのnoseideuchino娘musumeがga」
僕bokuはha最初saisyo何naniのことなのかさっぱりわからなかったのさnokotonanokasappariwakaranakattanosa
僕bokuはha王様ousama 独裁者dokusaisya 国際化kokusaikaするsuru世yoのno中nakaでde
大切taisetsuなものnamono守mamoってるだけtterudake さぁすぐsaasugu全部zenbu持moってまいれttemaire
僕bokuがga信shinじるjiru先sakiはha世界sekaiのno統一touitsu 独立dokuritsu国家kokka 人種jinsyuをwo超越chouetsu
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トゥルルtwururu~ルルruru… 赤akaいi旗hataがga真maっxtu青saoなna空soraのno下shitaでde揺yuれてたreteta…
暗kuraいiキャンドルライトkyandoruraito 天井tenjouにはnihaシャンデリアsyanderia
机tsukueのno上ue ワインwain トtoーストsuto キャビアkyabia
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