いつもの街まちに枯葉かれはが降ふる
いつもの通とおりに明あかりが灯ともる
地下鉄ちかてつの階段かいだんを上あがる音おと
踏ふみしめるペダル軋きしむ音おと
ねぇ誰だれかが誰だれかの帰かえりを待まっている
ねぇみんな誰だれかのもとへ帰かえるのに
私わたしはどうすればいい?
君きみの心こころはもう帰かえらないよ
君きみより先さきに気付きづいてしまったから
さよならはきっとこの足跡あしあと辿たどって
私わたしについて来くる
何なにひとつ忘わすれないように
大おおきく息いきを吸すう 耳みみを塞ふさいで
記憶きおくよ どうか逃にげ出ださないで
もうあんな日々ひびは二度にどとは来こない
肝心かんじんなことは誰だれも教おしえてくれなくて
覚悟かくごもないままに季節きせつは変かわるのに
私わたしはどうすればいい?
二人ふたりはもうあの頃ころとは違ちがうよ
君きみがもしそれを怖おそれているなら
さよならはきっと私わたしがその手てを引ひいて
ここまで連つれてくる
やさしい嘘うそをつくあの子こは今いまはどこ?
幸しあわせな居場所いばしょ どこかで見みつけたんだね
冬ふゆの匂においがする
目めを逸そらさずにつないだ手てほどくよ
君きみより先さきに一歩いっぽ踏ふみ出だすよ
明日あしたならきっとこの足跡あしあと辿たどって
二人ふたりについて来くる
いつものitsumono街machiにni枯葉karehaがga降fuるru
いつものitsumono通tooりにrini明aかりがkariga灯tomoるru
地下鉄chikatetsuのno階段kaidanをwo上aがるgaru音oto
踏fuみしめるmishimeruペダルpedaru軋kishiむmu音oto
ねぇnee誰dareかがkaga誰dareかのkano帰kaeりをriwo待maっているtteiru
ねぇみんなneeminna誰dareかのもとへkanomotohe帰kaeるのにrunoni
私watashiはどうすればいいhadousurebaii?
君kimiのno心kokoroはもうhamou帰kaeらないよranaiyo
君kimiよりyori先sakiにni気付kiduいてしまったからiteshimattakara
さよならはきっとこのsayonarahakittokono足跡ashiato辿tadoってtte
私watashiについてnitsuite来kuるru
何naniひとつhitotsu忘wasuれないようにrenaiyouni
大ooきくkiku息ikiをwo吸suうu 耳mimiをwo塞fusaいでide
記憶kiokuよyo どうかdouka逃niげge出daさないでsanaide
もうあんなmouanna日々hibiはha二度nidoとはtoha来koないnai
肝心kanjinなことはnakotoha誰dareもmo教oshiえてくれなくてetekurenakute
覚悟kakugoもないままにmonaimamani季節kisetsuはha変kaわるのにwarunoni
私watashiはどうすればいいhadousurebaii?
二人futariはもうあのhamouano頃koroとはtoha違chigaうよuyo
君kimiがもしそれをgamoshisorewo怖osoれているならreteirunara
さよならはきっとsayonarahakitto私watashiがそのgasono手teをwo引hiいてite
ここまでkokomade連tsuれてくるretekuru
やさしいyasashii嘘usoをつくあのwotsukuano子koはha今imaはどこhadoko?
幸shiawaせなsena居場所ibasyo どこかでdokokade見miつけたんだねtsuketandane
冬fuyuのno匂nioいがするigasuru
目meをwo逸soらさずにつないだrasazunitsunaida手teほどくよhodokuyo
君kimiよりyori先sakiにni一歩ippo踏fuみmi出daすよsuyo
明日ashitaならきっとこのnarakittokono足跡ashiato辿tadoってtte
二人futariについてnitsuite来kuるru