美しい人 歌詞 サンタラ ふりがな付

給水塔きゅうすいとうはその錆さびだらけの全身ぜんしんで
抜ぬけるような青空あおぞらの下したで気高けだかく座すわる

レトリックもプロットもない言葉ことば搾しぼり出だして
真まっ赤かな頬ほおで君きみの前まえで俯うつむき 少年しょうねんのように

過剰かじょうな心配性しんぱいしょうは決きまって損そんをする
僕ぼくのそんな弱点じゃくてんを君きみはよくわかっていた

君きみが許ゆるしてくれたから 生うまれ変かわった気持きもち
君きみが許ゆるしてくれたから 薄うすいフィルターが外はずれた気持きもち

双子ふたごのように過すごした日々ひびはもう古ふるい校舎こうしゃの
レリーフみたい 壁かべに貼はりついたまま動うごかない過去かこ

珈琲こーひーを数すう杯はい分ぶんの話はなしをしよう
僕ぼくらはなれていた間あいだ 君きみは何なにを思おもっていた?

君きみが許ゆるしてくれたから 生うまれ変かわった気持きもち
君きみが許ゆるしてくれたから 薄うすいフィルターが外はずれた気持きもち

あれから僕ぼくは旅たびの神様かみさまに出会であったんだ
ここで会あえた事ことも偶然ぐうぜんじゃない

君きみが許ゆるしてくれたから ふいに会あいたくなったら
君きみが許ゆるしてくれたから いつだってすぐに会あいに行ゆく
君きみが許ゆるしてくれたから 生うまれ変かわった気持きもち
君きみが許ゆるしてくれたから いつだってすぐに会あいに行ゆく