初はじめて履はいた カンジキに
足あしを取とられて 道みちに這はう
なんでこんなに 荒あれるやら
津軽つがる 地吹雪じふぶき 雪嵐あらし
惚ほれたあなたの 後あとを追おう
女おんなのこころを 通とおせんぼ
行いくなと叱しかる 母ははの手てを
払はらい除のけたも 恋こいのため
親おやの代だいわりに 頬ほほを打うつ
津軽つがる 地吹雪じふぶき 雪ゆき飛礫つぶて
負まけちゃいけない 泣ないたなら
なみだの氷柱つららが 胸むねを刺さす
凍しばれる指ゆびで 角巻かくまきの
雪ゆきを払はらって また急いそぐ
愛あいの強つよさを 試ためすやら
津軽つがる 地吹雪じふぶき 雪ゆき簾すだれ
夢ゆめを捨すてずに いる限かぎり
いつかはあなたに 追おいつける
初hajiめてmete履haいたita カンジキkanjikiにni
足ashiをwo取toられてrarete 道michiにni這haうu
なんでこんなにnandekonnani 荒aれるやらreruyara
津軽tsugaru 地吹雪jifubuki 雪嵐arashi
惚hoれたあなたのretaanatano 後atoをwo追oうu
女onnaのこころをnokokorowo 通tooせんぼsenbo
行iくなとkunato叱shikaるru 母hahaのno手teをwo
払haraいi除noけたもketamo 恋koiのためnotame
親oyaのno代daiわりにwarini 頬hohoをwo打uつtsu
津軽tsugaru 地吹雪jifubuki 雪yuki飛礫tsubute
負maけちゃいけないkechaikenai 泣naいたならitanara
なみだのnamidano氷柱tsuraraがga 胸muneをwo刺saすsu
凍shibaれるreru指yubiでde 角巻kakumakiのno
雪yukiをwo払haraってtte またmata急isoぐgu
愛aiのno強tsuyoさをsawo 試tameすやらsuyara
津軽tsugaru 地吹雪jifubuki 雪yuki簾sudare
夢yumeをwo捨suてずにtezuni いるiru限kagiりri
いつかはあなたにitsukahaanatani 追oいつけるitsukeru