君にしてあげたこと 歌詞 鼻毛の森 ふりがな付

あのとき僕ぼくが あれだけしてあげたのは
今いまよりも君きみがまだ 特別とくべつに思おもえていたから

些細ささいなことを 嬉うれしく思おもえたのは
あの頃ころの君きみにただ 僕ぼくが浮うかれていたから

時ときが流ながれ夢ゆめから覚さめれば
見慣みなれすぎた顔かおの君きみがいる
今いまの僕ぼくは物足ものたりないのさ
君きみがただ笑わらうだけでは

僕ぼくが君きみにしてあげたこと
君きみはどれだけおぼえてますか
僕ぼくが君きみの為ためにしてあげたこと
思おもい出だして少すこし あげすぎたから

あげるだけでも あれだけ満みたされていたのは
あの頃ころの君きみならまだ 愛いとしく思おもえていたから

夢ゆめが覚さめて思おもいも冷さめれば
報むくわれないだけの僕ぼくになる
今いまのうちに返かえされたいのさ
もらえるだけ受うけ取とるから

君きみが僕ぼくにしてくれたこと
僕ぼくは覚おぼえてるよ そんなになかったから
僕ぼくが君きみよりもしてあげたこと
忘わすれないでね まだ間まに合あうから

僕ぼくは忘わすれないから
僕ぼくがしてあげたこと
君きみにしてあげたこと