耳みみを刺さす雨音あまおと 振ふり払はらうように
おちる夢ゆめの中なか 息いきも出来できない
本当ほんとうも嘘うそも無ないのよ 今いまの私わたしは
裸はだかよりももっと 卑いやしい姿すがた
退屈たいくつなんか 怖こわくもないし
誘惑ゆうわくにさえ 首くびを横よこに振ふる
陳腐ちんぷなドラマを無駄むだに積つみ上あげて
満足まんぞくする程ほど 愚おろかじゃ無ないわ
薄うすっぺらな 人ひとの情なさけには
棘とげ纏まとう疚やましさ やさしいね やさしいね
ノイズを止とめて 独ひとりにしてよ
理性りせいを侵おかす 夜よるの影かげがほら
言いい訳わけしてるの 恥はずかし気きも無なく
それでも私わたしは 振ふり向むかない
顔かおの無ない 人ひとの群むれの中なか
唾つば吐はいて私わたしは また可愛かわいげを棄すてる
薄うすっぺらな 人ひとの情なさけには
棘とげ纏まとう疚やましさ おかしいね おかしいね
耳mimiをwo刺saすsu雨音amaoto 振fuりri払haraうようにuyouni
おちるochiru夢yumeのno中naka 息ikiもmo出来dekiないnai
本当hontouもmo嘘usoもmo無naいのよinoyo 今imaのno私watashiはha
裸hadakaよりももっとyorimomotto 卑iyaしいshii姿sugata
退屈taikutsuなんかnanka 怖kowaくもないしkumonaishi
誘惑yuuwakuにさえnisae 首kubiをwo横yokoにni振fuるru
陳腐chinpuなnaドラマdoramaをwo無駄mudaにni積tsuみmi上aげてgete
満足manzokuするsuru程hodo 愚oroかじゃkaja無naいわiwa
薄usuっぺらなpperana 人hitoのno情nasaけにはkeniha
棘toge纏matoうu疚yamaしさshisa やさしいねyasashiine やさしいねyasashiine
ノイズnoizuをwo止toめてmete 独hitoりにしてよrinishiteyo
理性riseiをwo侵okaすsu 夜yoruのno影kageがほらgahora
言iいi訳wakeしてるのshiteruno 恥haずかしzukashi気kiもmo無naくku
それでもsoredemo私watashiはha 振fuりri向muかないkanai
顔kaoのno無naいi 人hitoのno群muれのreno中naka
唾tsuba吐haいてite私watashiはha またmata可愛kawaiげをgewo棄suてるteru
薄usuっぺらなpperana 人hitoのno情nasaけにはkeniha
棘toge纏matoうu疚yamaしさshisa おかしいねokashiine おかしいねokashiine