回転木馬かいてんもくばと 古ふるぼけた十字じゅうじ椅子いす
背中せなかに舞まう血ちの花はな 目障めざわりな陽ひのひかり
時間じかんのない部屋へやに 不釣ふつり合あいな微睡まどろみ
引ひき裂さきたい気分きぶんよ あんたがそうさせるの
全まったく仕方しかたのない坊ぼうや そうやっていつまでも子供こどもで居いたら良よいわ
だけどね 約束やくそくを破やぶる子こは大嫌だいきらい
今いますぐ這はって此処ここに来きて 目めを見みて謝あやまりなさい
きちんと私わたしが教おしえた通とおりのやり方かたで
怯おびえた振ふりなんかして 厭いやらしい子こね
ほら跪ひざまずきなさい
汚よごれ知しらない顔かおを 泥どろまみれにしてあげたい
両手りょうてで頬ほおをかき抱だく 仄暗ほのぐらい闇やみの谷間たにまで
もしも私わたしが死しんだなら 全すべてが元もとに戻もどるだけ
だけどその日ひが来くるまでは あんたを私わたしに預あずけて
全まったく仕方しかたのない坊ぼうや 本当ほんとうは何なにもかも解わかっているくせに
そんなに私わたしの気きを惹ひきたいの?
今いますぐ這はって此処ここに来きて 目めを見みて謝あやまりなさい
きちんと私わたしが教おしえた通とおりのやり方かたで
怯おびえた振ふりなんかして 厭いやらしい子こね
理性りせいなんかかなぐり捨すて獣けものにおなりよ
爪つめを立たてて 牙きばを剥むいて 唸うなり声ごえをあげて
爪つめを立たてて 牙きばを剥むいて 唸うなり声ごえをあげて
ほら早はやく目覚めざめなさい
回転木馬kaitenmokubaとto 古furuぼけたboketa十字juuji椅子isu
背中senakaにni舞maうu血chiのno花hana 目障mezawaりなrina陽hiのひかりnohikari
時間jikanのないnonai部屋heyaにni 不釣futsuりri合aいなina微睡madoroみmi
引hiきki裂saきたいkitai気分kibunよyo あんたがそうさせるのantagasousaseruno
全mattaくku仕方shikataのないnonai坊bouやya そうやっていつまでもsouyatteitsumademo子供kodomoでde居iたらtara良yoいわiwa
だけどねdakedone 約束yakusokuをwo破yabuるru子koはha大嫌daikiraいi
今imaすぐsugu這haってtte此処kokoにni来kiてte 目meをwo見miてte謝ayamaりなさいrinasai
きちんとkichinto私watashiがga教oshiえたeta通tooりのやりrinoyari方kataでde
怯obiえたeta振fuりなんかしてrinankashite 厭iyaらしいrashii子koねne
ほらhora跪hizamazuきなさいkinasai
汚yogoれre知shiらないranai顔kaoをwo 泥doroまみれにしてあげたいmamirenishiteagetai
両手ryouteでde頬hooをかきwokaki抱daくku 仄暗honoguraいi闇yamiのno谷間tanimaでde
もしもmoshimo私watashiがga死shiんだならndanara 全subeてがtega元motoにni戻modoるだけrudake
だけどそのdakedosono日hiがga来kuるまではrumadeha あんたをantawo私watashiにni預azuけてkete
全mattaくku仕方shikataのないnonai坊bouやya 本当hontouはha何naniもかもmokamo解wakaっているくせにtteirukuseni
そんなにsonnani私watashiのno気kiをwo惹hiきたいのkitaino?
今imaすぐsugu這haってtte此処kokoにni来kiてte 目meをwo見miてte謝ayamaりなさいrinasai
きちんとkichinto私watashiがga教oshiえたeta通tooりのやりrinoyari方kataでde
怯obiえたeta振fuりなんかしてrinankashite 厭iyaらしいrashii子koねne
理性riseiなんかかなぐりnankakanaguri捨suてte獣kemonoにおなりよnionariyo
爪tsumeをwo立taててtete 牙kibaをwo剥muいてite 唸unaりri声goeをあげてwoagete
爪tsumeをwo立taててtete 牙kibaをwo剥muいてite 唸unaりri声goeをあげてwoagete
ほらhora早hayaくku目覚mezaめなさいmenasai