長編歌謡浪曲 あゝ松の廊下続編 歌詞 三山ひろし ふりがな付

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長編歌謡浪曲 あゝ松の廊下続編 歌詞

三山ひろし

2016.5.11 リリース
作詞
北村桃児
作曲
伏見竜治
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多門おかどつたう八郎はちろう役儀やくぎって言葉ことばあらためる拙者せっしゃ御目付おめつけ当番とうばん
門伝もんでん八郎はちろう、さてあさばら太夫たゆう浅野あさの内匠頭たくみのかみ長矩ながのり
其方そちら大法たいほうをもわきまえず今日きょうまつ廊下ろうかおいあらそいに
およばれたるは如何いかなる所存しょぞんあってのことか」
浅野あさのおそりました。かみたいたてまつりては、いささかのおうら
もござりませぬがわたしうらみって前後ぜんごわす刃傷にんじょうおよ
ました」

多門たもん其方そちら上野介こうずけのすけたすこころであったか?
またわたしごとのうらみとは?…」
浅野あさの「もはやさいては何事なにごとも…何事なにごとも…ただ無念むねん
なは上野介こうずけのすけそんじたること
この未熟みじゅくずかしくぞんじまする。
このうえ定法通じょうほうどお御仕置おしおきたまわるよう、おねがいをもうしあげまする」

両手りょうていた長矩ながのり
かおしろさがいたましや
さすがにかれ武士ぶし
覚悟かくごほどいさぎよ
噫ゝああ外様大名とざまだいみょうかなしさか
天下てんかほうりかざし
将軍いくさのきみ綱吉つなよし直々じきじき
きびしくくだ裁断さいだん
家名かめい断絶だんぜつ切腹せっぷく
今朝けさがわ
あみ乗物のりものにてしば愛宕下しばあたごした田村たむらてい
くにけない家臣かしん一人ひとり
片岡かたおか源五げんごことほか
おそばちかくにつかえたが
せめてはひと主君しゅくん
最後さいごのお姿すがた見届みとどけん
またふたつには遺言ゆいごんきせねばと田村たむらてい

検死けんしやくなる伝八郎でんはちろう

ねがでたるそのとき
わしてやるぞ片岡かたおか
ほうらせばこのわし
あとでおとがめけようが
わし知行ちぎょう七百石しちひゃくこくなど
しくはないぞ
武士ぶしこころ武士ぶしこころ
武士ぶし

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曲名:長編歌謡浪曲 あゝ松の廊下続編 歌手:三山ひろし