太陽の焼け跡 歌詞 椿屋四重奏 ふりがな付

他ほかには何なにもいらない
君きみが知しりたい
あれから治おさまらないのさ
愛あいなんて 憎にくらしいものさ

感触かんしょくも無ないような 関係かんけいを好このんだ
あまりそれ以上いじょうに 興味きょうみは無なかった

当然とうぜんな顔かおして 君きみと出会であった
足元あしもと崩くずされて あそこに火種ひだね

針はりのまなざしが 僕ぼくを見透みすかして
燃もえ残のこった嘘うそを 全すべて暴あばいた

あからさまに求もとめてる
押おさえきれない
すぐに乾かわいてしまうのさ
頂戴ちょうだいよ 頂戴ちょうだいよ

他ほかには何なにもいらない
君きみが知しりたい
あれから治おさまらないのさ
愛あいなんて 憎にくらしいものさ

暗黙あんもくの了解りょうかいで 君きみを抱だいたんだ
誰だれも踏ふみ込こめない 秘密ひみつに触ふれた

運命うんめいなんてものは 信しんじてなかった
太陽たいように剥はぎ取とられて 全身ぜんしんがハレーション

喉のどが渇かわくように
麻酔ますいが切きれるように
早はやくどうにかして 今いまに倒たおれそう

無ない物ものねだりしたよ
がんじがらめでいたよ
気きがつけば灰はいの中なかで

あからさまに求もとめてる
押おさえきれない
すぐに乾かわいてしまうのさ
頂戴ちょうだいよ 頂戴ちょうだいよ

他ほかには何なにもいらない
君きみが知しりたい
あれから治おさまらないのさ
散々ちりぢりで 可愛かわいそうね

夢ゆめや希望きぼうより
欲ほしがる僕ぼくを許ゆるせよ
愛あいなんて 憎にくらしいものさ