薫り語り 歌詞 吉岡亜衣加 オトメイトレコード 和奇伝愛 主題歌 ふりがな付

不意ふいに強つよく薫かおる 朱華色はねずいろの風かぜは
乾かわいた心こころを 吹ふき抜ぬけて
花はな散ちらし 何処どこへ向むかう?

誰だれにも頼たよらず ひとりきり
強つよくなることが 生いきることと思おもってた
諦あきらめと孤独こどくが 全すべてだった ずっと
あなたに会あうまで

ひらひらと降ふり積つむ 幾千いくせんの感情おもいたち
閉とざしてた心こころが すこしずつ解とけてく
あたたかな温ぬくもり 薫かおり立たつ此この場所ばしょで
人ひとのあはれに 優やさしさに
愛かなしさに 気きづいたから

ひとつひとつ違ちがう 命いのちの色模様いろもよう
どれもが切せつなく咲さき匂におい
ひとときの夢ゆめを見みてる

あなたの痛いたみに触ふれるたび
胸むねが騒さわぐ理由わけ 今いまは上手じょうずに言いえない
幸しあわせとは何なにか?真実しんじつとは何なにか?
いつの日ひかきっと

寄よりそえば世界せかいは 柔やわらかに色いろづいて
大切たいせつな気持きもちを すこしずつ知しってく
繰くりかえす季節きせつも 人々ひとびとの営いとなみも
傷きずついた過去かこ それさえも
未来みらいへと 繋つながってる

眼めを閉とじて 深ふかく息いきを吸すい込こみ
今いま ここにある 慈いつくしみを 祈いのりを 抱だきしめよう

ひらひらと降ふり積つむ 幾千いくせんの感情おもいたち
ひらかれた世界せかいへ 煌きらめきを帯おびてく

笑わらい 泣なき 語かたらう 鮮あざやかな時間ときの中なか
本当ほんとうの自分じぶんを すこしずつ知しったよ
あたたかな温ぬくもり 薫かおり立たつ此この場所ばしょで
人ひとのあはれに 優やさしさに
愛いとしさに 出会であえたから