海うみからあがる潮風しおかぜ
絵葉書えはがきで見みた晴はれ空ぞら
うたたねのために数かぞえるのは
羊ひつじではなく思おもい出で
少すこしずつ細ほそめる目めの
睫毛まつげの向むこう側がわに
はぐらかしてばかりいた
記憶きおくをいつものようにたどる
あの時ときの出来事できごとを
何なんと呼よぼうか
想おもいだけで筆ふでを進すすませた
子こどもの描えがく絵えのよう
それは紛まぎれもなく
僕ぼくの遠とおい初恋はつこい
青あおい海うみの色いろがほしくて
何度なんどすくってみても
透明とうめいな水みずは手てのひらぬけ
ここが一番いちばんだと海うみに帰かえる
あの子こはいい人ひとを見みつけて
二人ふたりで店みせを始はじめて
前まえよりも綺麗きれいな笑顔えがおで
通とおりに打うち水みずをしている
あの時ときの出来事できごとは
形かたちを変かえて
僕ぼくはタバコを買かう客きゃくで
出会であいをやり直なおした
目めの前まえで笑わらっていた
僕ぼくの遠とおい初恋はつこい
僕ぼくをゆりおこす優やさしい声こえ
気きが付つけば膝ひざにかかった毛布もうふ
夕ゆうげのにおいは僕ぼくに教おしえる
ここが君きみのLovely Place
それは紛まぎれもなく 僕ぼくの愛あいする毎日まいにち
海umiからあがるkaraagaru潮風shiokaze
絵葉書ehagakiでde見miたta晴haれre空zora
うたたねのためにutatanenotameni数kazoえるのはerunoha
羊hitsujiではなくdehanaku思omoいi出de
少sukoしずつshizutsu細hosoめるmeru目meのno
睫毛matsugeのno向muこうkou側gawaにni
はぐらかしてばかりいたhagurakashitebakariita
記憶kiokuをいつものようにたどるwoitsumonoyounitadoru
あのano時tokiのno出来事dekigotoをwo
何nanとto呼yoぼうかbouka
想omoいだけでidakede筆fudeをwo進susuませたmaseta
子koどものdomono描egaくku絵eのようnoyou
それはsoreha紛magiれもなくremonaku
僕bokuのno遠tooいi初恋hatsukoi
青aoいi海umiのno色iroがほしくてgahoshikute
何度nandoすくってみてもsukuttemitemo
透明toumeiなna水mizuはha手teのひらぬけnohiranuke
ここがkokoga一番ichibanだとdato海umiにni帰kaeるru
あのano子koはいいhaii人hitoをwo見miつけてtsukete
二人futariでde店miseをwo始hajiめてmete
前maeよりもyorimo綺麗kireiなna笑顔egaoでde
通tooりにrini打uちchi水mizuをしているwoshiteiru
あのano時tokiのno出来事dekigotoはha
形katachiをwo変kaえてete
僕bokuはhaタバコtabakoをwo買kaうu客kyakuでde
出会deaいをやりiwoyari直naoしたshita
目meのno前maeでde笑waraっていたtteita
僕bokuのno遠tooいi初恋hatsukoi
僕bokuをゆりおこすwoyuriokosu優yasaしいshii声koe
気kiがga付tsuけばkeba膝hizaにかかったnikakatta毛布moufu
夕yuuげのにおいはgenonioiha僕bokuにni教oshiえるeru
ここがkokoga君kimiのnoLovely Place
それはsoreha紛magiれもなくremonaku 僕bokuのno愛aiするsuru毎日mainichi