小さな手 歌詞 宮脇詩音 ふりがな付

小ちいさな手て ぎゅっと 包つつみ込こむ 大おおきな温ぬくもりを ずっと待まってたんだ
いつかきっとその背中せなかに届とどくように

夕焼ゆうやけに染そまる道みち 初はじめて手てを繋つないだ日ひは
ぎこちない優やさしさも なぜか心こころ温あたたかくて

あの日ひママに内緒ないしょで教おしえてくれた二人ふたりの思おもい出でも
ふと呼よばれた名前なまえだって特別とくべつに感かんじられた

小ちいさな手て ぎゅっと 包つつみ込こむ 大おおきな温ぬくもりを ずっと待まってたんだ
いつかきっとその背中せなかに届とどくように
少すこしずつ 少すこしずつだけど ちゃんと言いえる気きがする もっと甘あまえたいと
どんな時ときも帰かえる場所ばしょを見みつけたから

いつも見みてた背中せなかにいつかなれる気きがしていて
真似まねして覚おぼえたこと 褒ほめてくれて嬉うれしかったな

時間じかんとともに生うまれたわだかまりが解とけてゆく瞬間しゅんかん
"大丈夫だいじょうぶ"と強つよがる嘘うそが本当ほんとうに変かわっていく

小ちいさな手て ぎゅっと 包つつみ込こむ 大おおきな温ぬくもりを ずっと待まってたんだ
いつかきっとその背中せなかに届とどくように
伝つたえたい やっと気きづいたよ 目めには見みえないものほど大切たいせつだった
どんな時ときも帰かえる場所ばしょはここにあるよ

ふいに溢あふれた涙なみだ 大おおきな手てが拭ぬぐった
不器用ぶきように我慢がまんして そんな強つよがりはもういらない

小ちいさな手て ぎゅっと 包つつみ込こむ大おおきな温ぬくもりを ずっと待まってたんだ
いつかきっとその背中せなかに届とどくように
少すこしずつ 少すこしずつだけど 強つよくなれた気きがする 素直すなおでいい気きがする
どんな時ときも帰かえる場所ばしょはここにあるよ