国王こくおうの手てが肩かたに触ふれ
許ゆるされる日ひを ここで待まっている
冷つめたい牢屋ろうや 唸うなる影かげ かわいた喉のどを鳴ならし
答こたえを言いう "それは絶望ぜつぼう"
君きみはどうしている?
手紙てがみを書かこう 許ゆるしを乞こうため
だんだんと 時ときは流ながれ 言葉ことばだけが 自由じゆう
"矢やを放はなて!" 火ひのつく矢やじりは
この足元あしもとの涙なみだで くすぶって
それからみんな 興味きょうみを失なくし かわいた喉のどを鳴ならし
腹はらの石いしの重おもみを感かんじ 井戸いどへと向むかう
手紙てがみが落おちている 許ゆるしを乞こう手紙てがみが
だんだんと 時ときは流ながれ 身体からださえも 自由じゆう
花吹雪はなふぶきの中なかを 騎士きし達たちが帰還きかんする
"おお我わが同胞どうほうたちよ!"
駆かけ寄よる女達おんなたちの中なか 君きみがいるのをみた
花束はなたばを持もち 俺おれを忘わすれ
罪つみすら 俺おれを忘わすれ
俺おれすら 俺おれを忘わすれて
国王kokuouのno手teがga肩kataにni触fuれre
許yuruされるsareru日hiをwo ここでkokode待maっているtteiru
冷tsumeたいtai牢屋rouya 唸unaるru影kage かわいたkawaita喉nodoをwo鳴naらしrashi
答kotaえをewo言iうu "それはsoreha絶望zetsubou"
君kimiはどうしているhadoushiteiru?
手紙tegamiをwo書kaこうkou 許yuruしをshiwo乞koうためutame
だんだんとdandanto 時tokiはha流nagaれre 言葉kotobaだけがdakega 自由jiyuu
"矢yaをwo放hanaてte!" 火hiのつくnotsuku矢yaじりはjiriha
このkono足元ashimotoのno涙namidaでde くすぶってkusubutte
それからみんなsorekaraminna 興味kyoumiをwo失naくしkushi かわいたkawaita喉nodoをwo鳴naらしrashi
腹haraのno石ishiのno重omoみをmiwo感kanじji 井戸idoへとheto向muかうkau
手紙tegamiがga落oちているchiteiru 許yuruしをshiwo乞koうu手紙tegamiがga
だんだんとdandanto 時tokiはha流nagaれre 身体karadaさえもsaemo 自由jiyuu
花吹雪hanafubukiのno中nakaをwo 騎士kishi達tachiがga帰還kikanするsuru
"おおoo我waがga同胞douhouたちよtachiyo!"
駆kaけke寄yoるru女達onnatachiのno中naka 君kimiがいるのをみたgairunowomita
花束hanatabaをwo持moちchi 俺oreをwo忘wasuれre
罪tsumiすらsura 俺oreをwo忘wasuれre
俺oreすらsura 俺oreをwo忘wasuれてrete