月猫 歌詞 あさみちゆき ふりがな付

飼かわれもしない 捨すてられ猫ねこも
丸まるい月夜つきよに 夢ゆめも見みる
この次つぎもしも 生うまれてきたら
甘あまえ上手じょうずな チンチラがいい
灯あかり窓まどの その中なかなんか
どうせ嘘うそだらけ きれい事ごと
いつからだろうか 誰だれのせいだろうか
ささくれだらけの この胸むね
撫なでて 撫なでてくれたなら
可愛かわいい声こえして 鳴ないてあげる
背中せなか丸まるめて 寂さびしさ抱かかえ
私わたし 満みちない月つき猫ねこ

ブロック塀べいを 器用きように渡わたり
シャレた外車がいしゃの パーキング
しばらくここで 休やすんでみるか
爪つめを磨みがいて 幸しあわせぶって
闇夜やみよばかり 歩あるいていると
夢ゆめのかけらすら 気付きづかない
思おもい出で雨あめに ずぶ濡ぬれる前まえに
合あわない肌はだでも 重かさねて
腹はらを見みせて 寝ねころべば
どこまで本気ほんきで 惚ほれてくれる
置おいてかないで ほっとかないで
私わたし あなたの月つき猫ねこ

撫なでて 撫なでてくれたなら
可愛かわいい声こえして 鳴ないてあげる
背中せなか丸まるめて 寂さびしさ抱かかえ
私わたし 満みちない月つき猫ねこ