東京どろんこオペラ 歌詞 竹山逸郎 ふりがな付

青あおいあの土手どてのあの娘こが来きたよ
ワシの顔かお見みて一目ひとめで惚ほれた
チュウ……とこられて昼寝ひるねの夢ゆめが
さめりゃワン公こうがなめていた
どろんこ浮世うきよも天国てんごくだ
スットン どろんこ ペロペロ
スットントン

金かねがなくともクサるなあおよし
お金持かねもちでもオヘソは一ひとつ
ころげ込こまれりゃ虱しらみも身内みうち
ままよ気儘きままに刺さすがよい
どろんこ浮世うきよはお互たがいだ
スットン どろんこ ペロペロ
スットントン

誰だれがつけたかハモニカ長屋ながや
風かぜが吹ふく夜よるはしんから寒さむい
そこでパイ一いち 三日月みかづきさんも
醉よえば見みえますまんまるに
どろんこ浮世うきよは面白おもしろい
スットン どろんこ ペロペロ
スットントン

夢ゆめだ現うつつと気取きどってみても
コロリン残のこるはあの灰はいばかり
さあさ歌うたえよどろんこ節ふしを
踊おどれスタコラヨヤサッサ
どろんこ浮世うきよは風かぜ次第しだい
スットン どろんこ ペロペロ
スットントン