流れの船唄 歌詞
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利根とねは日ひぐれる 船路ふなじは遠とおい
波なみのしぶきに 帆綱ほづなも胸むねも
濡ぬれて月夜つきよの 流ながれ船ぶね
呼よんでくれるな 潮来いたこの灯あかり
一いち夜泊よどまりは 情じょうもうすい
あとは白帆しらほの 吹ふく風かぜまかせ
恋こいの積荷つみにが 侭ままならぬ
都みやこがよいの 船唄ふなうたきいて
なくな鴎かもめよ 未練みれんじゃないか
可愛かわいいあの娘こは 大利根おおとねそだち
かよう心こころの 流ながれ船ぶね
馬骨
2022/05/02 03:47
今は潮来も年配の女性船頭が多いが、かつては、あの紅い襷に黒髪匂う若い乙女の船頭さんが舟を漕いでいた・・利根は日暮れる船路は遠い、波の飛沫に帆綱も胸も濡れて月夜の流れ船・・可愛いあの子は大利根育ち、通う心の流れ船・・