夢ゆめが夢ゆめ呼よぶ 男おとこの旅たびの
なぜに袖そでひく いとしや野菊のぎく
花はなの小次郎こじろう 長剣つるぎに賭かけて
どこがわが身みの
どこがわが身みの置おきどころ
おんな可愛かわいいと 前髪まえがみ若衆わかしゅ
生いきてやれたらよろこんだろに
花はなの小次郎こじろう 色白いろじろなれど
どこか冷つめたい
どこか冷つめたい横顔よこがおが
背せの愛あい刀がたな 物干竿ものほしざおと
噂うわさされされ二十はたちと四年よねん
花はなの小次郎こじろう 巌流島がんりゅうじまへ
燕返つばめがえしの
燕返つばめがえしの門出かどで舟ぶね
夢yumeがga夢yume呼yoぶbu 男otokoのno旅tabiのno
なぜにnazeni袖sodeひくhiku いとしやitoshiya野菊nogiku
花hanaのno小次郎kojirou 長剣tsurugiにni賭kaけてkete
どこがわがdokogawaga身miのno
どこがわがdokogawaga身miのno置oきどころkidokoro
おんなonna可愛kawaiいとito 前髪maegami若衆wakasyu
生iきてやれたらよろこんだろにkiteyaretarayorokondaroni
花hanaのno小次郎kojirou 色白irojiroなれどnaredo
どこかdokoka冷tsumeたいtai
どこかdokoka冷tsumeたいtai横顔yokogaoがga
背seのno愛ai刀gatana 物干竿monohoshizaoとto
噂uwasaされされsaresare二十hatachiとto四年yonen
花hanaのno小次郎kojirou 巌流島ganryuujimaへhe
燕返tsubamegaeしのshino
燕返tsubamegaeしのshino門出kadode舟bune