澄すんだ空気くうきに絆ほだされて 僕ぼくはすっと手てを伸のばす
遥はるか高たかくを泳およぐ星ほしに向むかって
「あの山やまの頂上ちょうじょうからならば もしや 手てで掴つかめるんじゃないか」
なんて、月並つきなみな過去かこを今いま 笑わらう
あっという間まに空そらに敷しかれてく軌跡きせき あっという間まに夜よるに溶とけてゆく
それはずるい とてもずるい 奇麗きれいすぎるから
あっという間まに雲間くもまを照てらした光ひかり あっという間まに闇やみに帰かえってく
その孤高ここうな 潔いさぎよさが 寂さびしすぎるから
何なにもしてこなかった事ことに 僕ぼくはふっと気きが付ついた
未いまだ高たかくを泳およぐ星ほしを見上みあげて
「あの山やまの頂上ちょうじょうに登のぼっていれば 手てが届とどいたんじゃないか」
なんて、ありふれた想像そうぞうに身み悶もだえる
あっという間まに空そらに敷しかれてく軌跡きせき あっという間まに夜よるに溶とけてゆく
それはずるい とてもずるい まぶしすぎるから
あっという間まに雲間くもまを照てらした光ひかり あっという間まに闇やみに帰かえってく
僕ぼくの中なかを 映うつすようで 悔くやしすぎるから
あの日ひ 何なにより 瞬またたいた姿すがたが
記憶きおくの中なかに 埋うめられてしまっても
あの日ひ 何なにより 瞬またたいた姿すがたが
摩擦まさつの熱ねつで 燃もえ尽つきてしまっても
流星りゅうせいの音おとがきこえる 音おとは地面じめんに跳はね返かえり
流星りゅうせいの音おとがきこえる 隈くまなく大気たいきの波なみに乗のる
流星りゅうせいの音おとがきこえる それに僕ぼくは少すこしだけ泣ないて
流星りゅうせいの音おとがきこえる 次つぎの朝あさを迎むかえに行いく
澄suんだnda空気kuukiにni絆hodaされてsarete 僕bokuはすっとhasutto手teをwo伸noばすbasu
遥haruかka高takaくをkuwo泳oyoぐgu星hoshiにni向muかってkatte
「あのano山yamaのno頂上choujouからならばkaranaraba もしやmoshiya 手teでde掴tsukaめるんじゃないかmerunjanaika」
なんてnante、月並tsukinaみなmina過去kakoをwo今ima 笑waraうu
あっというattoiu間maにni空soraにni敷shiかれてくkareteku軌跡kiseki あっというattoiu間maにni夜yoruにni溶toけてゆくketeyuku
それはずるいsorehazurui とてもずるいtotemozurui 奇麗kireiすぎるからsugirukara
あっというattoiu間maにni雲間kumomaをwo照teらしたrashita光hikari あっというattoiu間maにni闇yamiにni帰kaeってくtteku
そのsono孤高kokouなna 潔isagiyoさがsaga 寂sabiしすぎるからshisugirukara
何naniもしてこなかったmoshitekonakatta事kotoにni 僕bokuはふっとhafutto気kiがga付tsuいたita
未imaだda高takaくをkuwo泳oyoぐgu星hoshiをwo見上miaげてgete
「あのano山yamaのno頂上choujouにni登noboっていればtteireba 手teがga届todoいたんじゃないかitanjanaika」
なんてnante、ありふれたarifureta想像souzouにni身mi悶modaえるeru
あっというattoiu間maにni空soraにni敷shiかれてくkareteku軌跡kiseki あっというattoiu間maにni夜yoruにni溶toけてゆくketeyuku
それはずるいsorehazurui とてもずるいtotemozurui まぶしすぎるからmabushisugirukara
あっというattoiu間maにni雲間kumomaをwo照teらしたrashita光hikari あっというattoiu間maにni闇yamiにni帰kaeってくtteku
僕bokuのno中nakaをwo 映utsuすようでsuyoude 悔kuyaしすぎるからshisugirukara
あのano日hi 何naniよりyori 瞬matataいたita姿sugataがga
記憶kiokuのno中nakaにni 埋uめられてしまってもmerareteshimattemo
あのano日hi 何naniよりyori 瞬matataいたita姿sugataがga
摩擦masatsuのno熱netsuでde 燃moえe尽tsuきてしまってもkiteshimattemo
流星ryuuseiのno音otoがきこえるgakikoeru 音otoはha地面jimenにni跳haねne返kaeりri
流星ryuuseiのno音otoがきこえるgakikoeru 隈kumaなくnaku大気taikiのno波namiにni乗noるru
流星ryuuseiのno音otoがきこえるgakikoeru それにsoreni僕bokuはha少sukoしだけshidake泣naいてite
流星ryuuseiのno音otoがきこえるgakikoeru 次tsugiのno朝asaをwo迎mukaえにeni行iくku