表通おもてどうりを はじかれ追おわれ
流転るてん七なな坂さか 九十九つくも坂さか
しょせん器用きようにゃ 生いきられないと
屋台やたい安酒やすざけ 呷あおっても
肩かたで涕ないてる エーエー男節おとこぶし
酒さけで寒さむさは 凌しのげるけれど
酒さけじゃ騙だませぬ 傷きずがある
こんな俺おれでも つくしてくれた
おんなごころの いじらしさ
胸むねでわびてる エーエー男節おとこぶし
人ひとの情なさけの 真実まごころ桜ざくら
とんと見みないと 風かぜが吹ふく
憂うき世よ時節じせつと 嘆なげいてみても
生うまれついての この気性きしょう
酒さけよ歌うたおか エーエー男節おとこぶし
表通omotedouりをriwo はじかれhajikare追oわれware
流転ruten七nana坂saka 九十九tsukumo坂saka
しょせんsyosen器用kiyouにゃnya 生iきられないとkirarenaito
屋台yatai安酒yasuzake 呷aoってもttemo
肩kataでde涕naいてるiteru エeーエeー男節otokobushi
酒sakeでde寒samuさはsaha 凌shinoげるけれどgerukeredo
酒sakeじゃja騙damaせぬsenu 傷kizuがあるgaaru
こんなkonna俺oreでもdemo つくしてくれたtsukushitekureta
おんなごころのonnagokorono いじらしさijirashisa
胸muneでわびてるdewabiteru エeーエeー男節otokobushi
人hitoのno情nasakeのno 真実magokoro桜zakura
とんとtonto見miないとnaito 風kazeがga吹fuくku
憂uきki世yo時節jisetsuとto 嘆nageいてみてもitemitemo
生uまれついてのmaretsuiteno このkono気性kisyou
酒sakeよyo歌utaおかoka エeーエeー男節otokobushi