君きみを忘わすれる ために呑のむ
おとこ未練みれんの 紅蓮ぐれん酒ざけ
遠とおくなるほど 近ちかくなる
おもかげ瞼まぶたに また連つれて
ひとり裏うらまち 雨あめ酒場さかば
紅あかく咲さいても 水みずの花はな
どうせどうせの 紅蓮ぐれん酒ざけ
いちど渡わたれば 戻もどれない
渡良瀬川わたらせがわだと 知しりながら
泣ないて渡わたった 他人たにん橋ばし
雨あめも燃もえれば 火ひに変かわる
まして旅路たびじの 紅蓮ぐれん酒ざけ
俺おれが作つくった 泣なきぼくろ
幸しあわせぼくろに 変かわったか
なみだ縦縞たてじま 雨あめすだれ
君kimiをwo忘wasuれるreru ためにtameni呑noむmu
おとこotoko未練mirenのno 紅蓮guren酒zake
遠tooくなるほどkunaruhodo 近chikaくなるkunaru
おもかげomokage瞼mabutaにni またmata連tsuれてrete
ひとりhitori裏uraまちmachi 雨ame酒場sakaba
紅akaくku咲saいてもitemo 水mizuのno花hana
どうせどうせのdousedouseno 紅蓮guren酒zake
いちどichido渡wataればreba 戻modoれないrenai
渡良瀬川watarasegawaだとdato 知shiりながらrinagara
泣naいてite渡wataったtta 他人tanin橋bashi
雨ameもmo燃moえればereba 火hiにni変kaわるwaru
ましてmashite旅路tabijiのno 紅蓮guren酒zake
俺oreがga作tsukuったtta 泣naきぼくろkibokuro
幸shiawaせぼくろにsebokuroni 変kaわったかwattaka
なみだnamida縦縞tatejima 雨ameすだれsudare