風かぜに転ころがる 落おち葉ばの果はては
どうせ浮うき世よの 吹ふき溜だまり
俺おれのあしたを 見みるようで
ふっとそらした この目めの先さきに
いろはもみじの 赤城山あかぎやま
追分おいわけひと節ふし 望郷ぼうきょうおとこ笠がさ
母ははという字じを この手てのひらに
なんど書かいたろ 詫わびたろう
行いけば真まっ直すぐ 行いけたのに
拗すねて曲まがった この脇道わきみちが
今いまじゃ似合にあいの 旅たびがらす
追分おいわけひと節ふし 望郷ぼうきょうおとこ笠がさ
何処どこで生いきても いのちは一ひとつ
枯かれりゃ路傍ろぼうの 石いしになる
通とおり雨あめには 泣なかないが
三日みっかしぐれりゃ わらじの紐ひもが
濡ぬれてあしたが 遠とおくなる
追分おいわけひと節ふし 望郷ぼうきょうおとこ笠がさ
風kazeにni転koroがるgaru 落oちchi葉baのno果haてはteha
どうせdouse浮uきki世yoのno 吹fuきki溜daまりmari
俺oreのあしたをnoashitawo 見miるようでruyoude
ふっとそらしたfuttosorashita このkono目meのno先sakiにni
いろはもみじのirohamomijino 赤城山akagiyama
追分oiwakeひとhito節fushi 望郷boukyouおとこotoko笠gasa
母hahaというtoiu字jiをwo このkono手teのひらにnohirani
なんどnando書kaいたろitaro 詫waびたろうbitarou
行iけばkeba真maっxtu直suぐgu 行iけたのにketanoni
拗suねてnete曲maがったgatta このkono脇道wakimichiがga
今imaじゃja似合niaいのino 旅tabiがらすgarasu
追分oiwakeひとhito節fushi 望郷boukyouおとこotoko笠gasa
何処dokoでde生iきてもkitemo いのちはinochiha一hitoつtsu
枯kaれりゃrerya路傍robouのno 石ishiになるninaru
通tooりri雨ameにはniha 泣naかないがkanaiga
三日mikkaしぐれりゃshigurerya わらじのwarajino紐himoがga
濡nuれてあしたがreteashitaga 遠tooくなるkunaru
追分oiwakeひとhito節fushi 望郷boukyouおとこotoko笠gasa