通天閣つうてんかくを 見上みあげる町まちで
お前まえに逢あって ほだされて
ゴンタ納おさめた 二十一にじゅういち
浪花なにわ春秋しゅんじゅう 八方破はっぽうやぶれ
果はての果はて
凌しのぐ情じょうが オレにはあった
世間せけんのそしり 背せにうけながら
お前まえと越こえた 山坂やまさかは
あかり憚はばかる 獣道けものみち
浪花なにわ春秋しゅんじゅう
切せつない夜よるは願がんかけて
この掌てのひらあわせた あゝああ法善寺ほうぜんじ
人ひとより勝まさる ところはないが
お前まえと酒さけを くみかわす
宵よいの一献いっこん 宝たからだよ
浪花なにわ春秋しゅんじゅう これから先さきも その先さきも
縁えんでこそあれ 夫婦ふうふの絆きずな
通天閣tsuutenkakuをwo 見上miaげるgeru町machiでde
おo前maeにni逢aってtte ほだされてhodasarete
ゴンタgonta納osaめたmeta 二十一nijuuichi
浪花naniwa春秋syunjuu 八方破happouyabuれre
果haてのteno果haてte
凌shinoぐgu情jouがga オレoreにはあったnihaatta
世間sekenのそしりnososhiri 背seにうけながらniukenagara
おo前maeとto越koえたeta 山坂yamasakaはha
あかりakari憚habakaるru 獣道kemonomichi
浪花naniwa春秋syunjuu
切setsuないnai夜yoruはha願ganかけてkakete
このkono掌tenohiraあわせたawaseta あゝaa法善寺houzenji
人hitoよりyori勝masaるru ところはないがtokorohanaiga
おo前maeとto酒sakeをwo くみかわすkumikawasu
宵yoiのno一献ikkon 宝takaraだよdayo
浪花naniwa春秋syunjuu これからkorekara先sakiもmo そのsono先sakiもmo
縁enでこそあれdekosoare 夫婦fuufuのno絆kizuna