情なさけの糸いとは むすべても
たぐれば切きれる 縁えにしの糸いとよ
好すきで添そえない おまえとふたり
しんしん しんみり わかれ酒ざけ
燃もえて燃もえて散ちれ散ちれ あゝああ 雪桜ゆきさくら
灯あかりを消けして 帯おびとけば
ほのかに匂におう 湯上ゆあがり化粧げしょう
おまえひとりが こころの妻つまと
しんしん静しずかに 抱だきよせる
燃もえて燃もえて散ちれ散ちれ あゝああ 雪ゆきの華はな
小指こゆびに残のこる 口紅べにのあと
夢ゆめなら泣ないて 忘わすれもしよう
尽つきぬなごりを 瞳めと瞳めで語かたりゃ
しんしんしらじら 夜よるが明あける
燃もえて燃もえて散ちれ散ちれ あゝああ なみだ雪ゆき
情nasaけのkeno糸itoはha むすべてもmusubetemo
たぐればtagureba切kiれるreru 縁enishiのno糸itoよyo
好suきでkide添soえないenai おまえとふたりomaetofutari
しんしんshinshin しんみりshinmiri わかれwakare酒zake
燃moえてete燃moえてete散chiれre散chiれre あゝaa 雪桜yukisakura
灯akaりをriwo消keしてshite 帯obiとけばtokeba
ほのかにhonokani匂nioうu 湯上yuagaりri化粧gesyou
おまえひとりがomaehitoriga こころのkokorono妻tsumaとto
しんしんshinshin静shizuかにkani 抱daきよせるkiyoseru
燃moえてete燃moえてete散chiれre散chiれre あゝaa 雪yukiのno華hana
小指koyubiにni残nokoるru 口紅beniのあとnoato
夢yumeならnara泣naいてite 忘wasuれもしようremoshiyou
尽tsuきぬなごりをkinunagoriwo 瞳meとto瞳meでde語kataりゃrya
しんしんしらじらshinshinshirajira 夜yoruがga明aけるkeru
燃moえてete燃moえてete散chiれre散chiれre あゝaa なみだnamida雪yuki