小雨こさめまじりの つめたい風かぜが
縄なわののれんに からみつく
ここはさい果はて 海鳴うみなり酒場さかば
嘘うそで固かためた 愛あいなんて
欲ほしくないわと 強つよがりを
言いって別わかれた あなたが あなたが憎にくい
思おもい切きれない 心こころの傷きずが
なんで今更いまさら 痛いたむのよ
ひとり淋さびしい 海鳴うみなり酒場さかば
酔よえば今夜こんやも 未練みれん虫むし
胸むねで泣なくのよ しくしくと
逢あえぬあなたに 想おもいを 想おもいを寄よせて
遠とおい沖おきから 聞きこえてくるの
嵐あらし呼よぶよな 波なみの音おと
忘わすれられない 海鳴うみなり酒場さかば
たった一度いちどの 恋こいなのに
賭かけたなみだの ひとり酒ざけ
春はるはいつ来くる あなたを あなたをつれて
小雨kosameまじりのmajirino つめたいtsumetai風kazeがga
縄nawaののれんにnonorenni からみつくkaramitsuku
ここはさいkokohasai果haてte 海鳴uminaりri酒場sakaba
嘘usoでde固kataめたmeta 愛aiなんてnante
欲hoしくないわとshikunaiwato 強tsuyoがりをgariwo
言iってtte別wakaれたreta あなたがanataga あなたがanataga憎nikuいi
思omoいi切kiれないrenai 心kokoroのno傷kizuがga
なんでnande今更imasara 痛itaむのよmunoyo
ひとりhitori淋sabiしいshii 海鳴uminaりri酒場sakaba
酔yoえばeba今夜konyaもmo 未練miren虫mushi
胸muneでde泣naくのよkunoyo しくしくとshikushikuto
逢aえぬあなたにenuanatani 想omoいをiwo 想omoいをiwo寄yoせてsete
遠tooいi沖okiからkara 聞kiこえてくるのkoetekuruno
嵐arashi呼yoぶよなbuyona 波namiのno音oto
忘wasuれられないrerarenai 海鳴uminaりri酒場sakaba
たったtatta一度ichidoのno 恋koiなのにnanoni
賭kaけたなみだのketanamidano ひとりhitori酒zake
春haruはいつhaitsu来kuるru あなたをanatawo あなたをつれてanatawotsurete