下駄あしで踏ふまれりゃ 耐たえなさい
泥どろをかぶれば 耐たえなさい
この世よに生うまれた 雑草ざっそうは 雑草ざっそうは
弱音よわね吐はかずに 背伸せのびして
空そらを見上みあげて 生いきている
桜はなに生うまれた 人ひともいる
母ははを知しらない 人ひともいる
この世よに名なもない 雑草ざっそうは 雑草ざっそうは
人ひとを嫉ねたまず 羨うらやまず
大地つちに根ねっ子こで 生いきている
雨あめにも敗まけずに くいしばり
風かぜにも敗まけずに くいしばり
この世よを見捨みすてず 雑草ざっそうは 雑草ざっそうは
冬ふゆに枯かれても また春はるに
生命いのちいっこで 生いきている
下駄ashiでde踏fuまれりゃmarerya 耐taえなさいenasai
泥doroをかぶればwokabureba 耐taえなさいenasai
このkono世yoにni生uまれたmareta 雑草zassouはha 雑草zassouはha
弱音yowane吐haかずにkazuni 背伸senoびしてbishite
空soraをwo見上miaげてgete 生iきているkiteiru
桜hanaにni生uまれたmareta 人hitoもいるmoiru
母hahaをwo知shiらないranai 人hitoもいるmoiru
このkono世yoにni名naもないmonai 雑草zassouはha 雑草zassouはha
人hitoをwo嫉netaまずmazu 羨urayaまずmazu
大地tsuchiにni根neっxtu子koでde 生iきているkiteiru
雨ameにもnimo敗maけずにkezuni くいしばりkuishibari
風kazeにもnimo敗maけずにkezuni くいしばりkuishibari
このkono世yoをwo見捨misuてずtezu 雑草zassouはha 雑草zassouはha
冬fuyuにni枯kaれてもretemo またmata春haruにni
生命inochiいっこでikkode 生iきているkiteiru