猫 歌詞 ちあきなおみ ふりがな付

雨あめの日曜日にちようびは受話器じゅわきをもてあそぴ
あの人ひとじゃなけりゃすぐに切きる
何なにも言いわないまま

あきらめきれない恋こいの境界線きょうかいせん
行いったり来きたりの時間じかんだけ
鏡かがみを横切よこぎる

遠とおい町まちへ引ひっ越こそうかな
何なにもかもを投なげ捨すてて

泣ないてる 泣ないてる ひざの子猫こねこ
よしよしいい子こ お前まえもひとりぽっち
泣ないてる 泣ないてる 甘あまえ声こえで
お前まえを捨すてて行いけやしないね ほんと

音おとを消けしたテレビ 女子じょしバレーの試合しあい
透すき通とおる汗あせが目めに痛いたい
今いまの私わたしには

遠とおい国くにへ旅たびしようかな
誰だれもいない異国いこくへ

泣ないてる 泣ないてる 甘あまえ声こえで
よしよしいい子こ お前まえもひとりぽっち
泣ないてる 泣ないてる 目めを細ほそめて
おいでよおいで 撫なでてあげるよ ほんと
泣ないてる 泣ないてる ひざの子猫こねこ
お前まえを捨すてて行いけやしないね ほんと