雫 歌詞 Kagrra, ふりがな付

何時いつもと同おなじく月つきに翳かざせば
色いろ放はなつ不幸ふこうの箱はこ
何時いつもと同おなじ儚はかなさを抱かかえて
闇やみの混まじる息いきを吐はく

飾かざらない言葉ことばで 問とうのなれば
人ひとは何故なぜに生うまれ堕おち 死しへ向むかう

絶たえ間まなく流ながれてゆく 時間ときの螺旋らせんの中なか
うつむく僕ぼくの背中せなかに 君きみから
物もの憂うげな でも確たしかな ヌクモリの雫しずくは
心こころに滲にじみゆく 夢ゆめ

世界せかいの終おわりに何なにを求もとめる…
誰だれも皆みんな考かんがえては
まるで他人事ひとごとのように笑顔えがおで
嬉うれしそうに語かたってる

絶望ぜつぼうに侵おかされ 凍こごえてたのは
昔むかし『愛あい』と呼よばれてた 炎ほのおだね

悲かなしみを糾あざなわれた 運命うんめいの鞭ムチさえ
繋つないだ僕達ぼくたちの手ては 引ひき裂さけず
危あやうく燦あきらめきあう イトシサの破片かけらは
未来みらいを開ひらきゆく 鍵かぎ

陽ひは昇のぼり沈しずんで
そんな永遠えいえんに僕ぼくは涙なみだする

絶たえ間まなく流ながれてゆく 時間ときの螺旋らせんの中なか
うつむく僕ぼくの背中せなかに 君きみから
物もの憂ものうげな でも確たしかな ヌクモリの雫しずくは
心こころに滲にじみゆく 夢ゆめ

この掌てのひらに今いまも君きみの 譲ゆずるべき笑顔えがおと
密ひそやかに積つもる不安ふあんが あるけれど
危あやうく燦あきらめきあう イトシサの破片かけらは
未来みらいを開ひらきゆく 鍵かぎ