別わかれの言葉ことばに さからう様ように
小雪こゆきをはじいた 冬ふゆの竹たけ
無ないものねだりの 恋こいだから
我わがまま言いいたい 甘あまえたい
すこし も少すこし 側そばにいて
縋すがれば哀かなしい 竹林たけばやしの庵やど
情なさけをたたんで 竹たけやぶ川がわを
あなたに流ながした 紙かみの雛ひな
篝火かがりび灯ともせば 飛とぶ火ひの粉こ
未練みれんがくすぶる 赤々あかあかと
いちど も一度いちど 逢あいたくて
後おくれ毛げ乱みだれる 竹林たけばやしの庵いおり
ひと節ふしふた節ぶし 背伸せのびをしても
夢ゆめにはとどかぬ 夏なつの竹たけ
面影おもかげ相手あいてに 引ひく口紅べにで
忘わすれた笑顔えがおを 取とり戻もどす
すこし も少すこし 歩あるいたら
明日あしたが見みえそな 竹林たけばやしの庵いおり
別wakaれのreno言葉kotobaにni さからうsakarau様youにni
小雪koyukiをはじいたwohajiita 冬fuyuのno竹take
無naいものねだりのimononedarino 恋koiだからdakara
我waがままgamama言iいたいitai 甘amaえたいetai
すこしsukoshi もmo少sukoしshi 側sobaにいてniite
縋sugaればreba哀kanaしいshii 竹林takebayashiのno庵yado
情nasaけをたたんでkewotatande 竹takeやぶyabu川gawaをwo
あなたにanatani流nagaしたshita 紙kamiのno雛hina
篝火kagaribi灯tomoせばseba 飛toぶbu火hiのno粉ko
未練mirenがくすぶるgakusuburu 赤々akaakaとto
いちどichido もmo一度ichido 逢aいたくてitakute
後okuれre毛ge乱midaれるreru 竹林takebayashiのno庵iori
ひとhito節fushiふたfuta節bushi 背伸senoびをしてもbiwoshitemo
夢yumeにはとどかぬnihatodokanu 夏natsuのno竹take
面影omokage相手aiteにni 引hiくku口紅beniでde
忘wasuれたreta笑顔egaoをwo 取toりri戻modoすsu
すこしsukoshi もmo少sukoしshi 歩aruいたらitara
明日ashitaがga見miえそなesona 竹林takebayashiのno庵iori