風かぜの便たよりも 二月にがつ三月さんがつ
絶たえて聞きかねば 尚なお恋こいし
想おもい出だすほど 逢あいたさ見みたさ
船ふねは港みなとに いつ帰かえる
啼なくは千鳥ちどりか 夜更よふけの頃ころは
夢ゆめも涙なみだに 濡ぬれて散ちる
独ひとり明あかせば 瀬音せおともかなし
船ふねは港みなとに いつ帰かえる
どうせマドロス 浮寝うきねの鳥とりに
かけた情じょうの たよりなさ
呼よんでみたとて とどかぬ人ひとよ
船ふねは港みなとに いつ帰かえる
風kazeのno便tayoりもrimo 二月nigatsu三月sangatsu
絶taえてete聞kiかねばkaneba 尚nao恋koiしshi
想omoいi出daすほどsuhodo 逢aいたさitasa見miたさtasa
船funeはha港minatoにni いつitsu帰kaeるru
啼naくはkuha千鳥chidoriかka 夜更yofuけのkeno頃koroはha
夢yumeもmo涙namidaにni 濡nuれてrete散chiるru
独hitoりri明aかせばkaseba 瀬音seotoもかなしmokanashi
船funeはha港minatoにni いつitsu帰kaeるru
どうせdouseマドロスmadorosu 浮寝ukineのno鳥toriにni
かけたkaketa情jouのno たよりなさtayorinasa
呼yoんでみたとてndemitatote とどかぬtodokanu人hitoよyo
船funeはha港minatoにni いつitsu帰kaeるru