三等星 歌詞 nano.RIPE ふりがな付

砕くだけ散ちったココロが夜よるを彩いろどるとしたら
あたしはきっと六ろく等星とうせいくらいだろう
風かぜが吹ふいていつの間まにか雲くもが空そらを埋うめた
そこから抜ぬけ出だす術すべを考かんがえてた

降ふり出だした雨あめをカラダに受うけながらゆっくりと歩あるく
もう家いえまでの道みちのりが遥はるか遠どおい国くにのよう

こんな夜よるはどんなウタが似合にあうだろう?
少すこし悩なやんで選えらんだあの子この声こえがやさしすぎてまた寂さびしくなるけど

世界せかいから切きり離はなされた ヘッドホンのボリュームを上あげて
あの子この歌うたがあたしのウタになる 魔法まほうに掛かかったみたいだ

迷まよい込こんだ夜よるからココロは今いまでも光ひかりを探さがしている
零こぼれ落おちた涙なみだの雫しずくでほんのり青あおく染そまる頬ほお

砕くだけ散ちったココロが夜よるを彩いろどるとしたら
あの子こは一等いっとう大おおきな星ほしだろう
風かぜが吹ふいていつの間まに雲くもが晴はれて顔かおを出だした
青あおく凛りんと光ひかるのはあの子こだ

世界せかいから振ふり落おとされたあたしをすくいあげた
掴つかんだ手ての頼たよりない体温たいおんに泣なきそうでふたり笑わらった

世界せかいから切きり離はなされた ヘッドホンのボリュームはいくつだ?
あの子この歌うたがあたしの中なかへ深ふかく ココロごと青あおく染そまるよ
魔法まほうに掛かかったみたいだ

砕くだけ散ちったココロが夜よるを彩いろどるとしたら
あたしは三等星さんとうせいくらいになれたかな