火ひの粉こが舞まい散ちる お水取みずとり
あの日ひの別わかれが また浮うかぶ
必かならず戻もどると 消きえた人ひと
崩くずれそうです 淋さびしさに
あなた今いますぐ 抱だきしめて
涙なみだで苔生こけむす 二月堂にがつどう
三笠みかさの山やまに 出いでし月づき
あなたもどこかで 見みてますか
ぬくもり恋こいしい この胸むねに
しみて行いきます 夜よるの風かぜ
いっそ忘わすれて しまいたい
面影おもかげ揺ゆれます 浮見堂うきみどう
髪かみのひとすじ 唇くちびるも
ほかの誰だれにも 許ゆるさない
花はなの盛さかりの 短みじかさよ
たとえ散ちろうと 悔くいはない
あなた今いますぐ 抱だきしめて
信しんじて待まちます 二月堂にがつどう
火hiのno粉koがga舞maいi散chiるru おo水取mizutoりri
あのano日hiのno別wakaれがrega またmata浮uかぶkabu
必kanaraずzu戻modoるとruto 消kiえたeta人hito
崩kuzuれそうですresoudesu 淋sabiしさにshisani
あなたanata今imaすぐsugu 抱daきしめてkishimete
涙namidaでde苔生kokemuすsu 二月堂nigatsudou
三笠mikasaのno山yamaにni 出iでしdeshi月duki
あなたもどこかでanatamodokokade 見miてますかtemasuka
ぬくもりnukumori恋koiしいshii このkono胸muneにni
しみてshimite行iきますkimasu 夜yoruのno風kaze
いっそisso忘wasuれてrete しまいたいshimaitai
面影omokage揺yuれますremasu 浮見堂ukimidou
髪kamiのひとすじnohitosuji 唇kuchibiruもmo
ほかのhokano誰dareにもnimo 許yuruさないsanai
花hanaのno盛sakaりのrino 短mijikaさよsayo
たとえtatoe散chiろうとrouto 悔kuいはないihanai
あなたanata今imaすぐsugu 抱daきしめてkishimete
信shinじてjite待maちますchimasu 二月堂nigatsudou