北きたの街まちではもう 悲かなしみを暖炉だんろで
燃もやしはじめてるらしい
理由りゆうのわからないことで 悩なやんでいるうち
老おいぼれてしまうから
黙だまりとおした歳月さいげつを
ひろい集あつめて 暖あたためあおう
襟裳えりもの春はるは 何なにもない春はるです
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角砂糖かくざとうをひとつだったね
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くるくるかきまわして
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想おもい出だして 懐なつかしいね
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静しずかに 笑わらってしまおう
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ああ おくびょう なんだよね
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遠慮えんりょはいらないから 暖あたたまってゆきなよ
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