イメージの詩 歌詞 吉田拓郎 ふりがな付

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よみ:いめーじのうた

イメージの詩 歌詞

吉田拓郎

1970.6.1 リリース
作詞
吉田拓郎
作曲
吉田拓郎
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これこそはと しんじれるものが
このにあるだろうか
しんじるものがあったとしても
しんじないそぶり
かなしいなみだながしているひと
きれいなものでしょうね
なみだをこらえて わらっているひと
きれいなものでしょうね

おとこはどうしておんなもとめて
さまよっているんだろう
おんなはどうして おとこもとめて
着飾きかざっているんだろう
いいかげんなやつらと くちをあわして
おれあるいていたい
いいかげんなやつらも くちをあわして
おれあるくだろう

たたかいつづけるひとこころ
だれもがわかってるなら
たたかいつづけるひとこころ
あんなには えないだろう
きずつけあうのが こわかったむかし
とお過去かこのこと
ひとにはひときずつけるちからがあったんだろう

きぬけるかぜのような
おれ世界せかい
一度いちどはおいでよ
れはてた大地だいちにチッポケなはなひと
かせておこう
おれもきっときみのいる太陽たいようのあるところへ
ってみるよ
そして きっとうだろう
てみてかった きみがいるから

ながながさかのぼって
あとてごらん
だれもいないだろう
ながながさかをおりて
あとてごらん
みんなうえるさ
きどったしぐさが したかったあんた
かがみてごらん
きどったあんたがうつってるじゃないか
あんたは立派りっぱひと

そらぶのはとりはねがあるから
ただそれだけのこと
あしがあるのにあるかないおれには
はねえやしない

はげしいはげしいこいをしているおれ
いったいだれのもの
自分じぶんじゃ いたいのさ
きみだけのおれだと きみだけのものだよと
裏切うらぎりのこいなか
おれ一人ひとりもがいている
はじめから だますつもりでいたのかい
ぼく恋人こいびと

ひといのちえるとき
ひとなにおも
ひといのちうまれるときには
ひとはただわらうだけ

ふるふねにはあたらしい水夫すいふ
んでくだろう
ふるふねをいま うごかせるのは
ふる水夫すいふじゃないだろう
なぜならふるふねあたらしいふねのように
あたらしいうみ
ふる水夫すいふっているのさ
あたらしいうみのこわさを

いったい
おれたちのたましいのふるさとってのは
どこにあるんだろうか
自然しぜんかえれってうことは
どううことなんだろうか
だれかがってたぜ
おれ人間にんげんとして 自然しぜんきているのさ
自然しぜんきるって
わかるなんて
なん不自然ふしぜんなんだろう

孤独こどくをいつのにか
さびしがりと かんちがいして
キザなセリフをならべたてる
そんな自分じぶん
かなしいおとこかなしいおんな
いつもひとりごと
それでもいつかは
いつものように なぐさめあっている

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曲名:イメージの詩 歌手:吉田拓郎