気きが付つけば 目めの前まえ 広ひろがる水平線すいへいせんの先さき
未まだ見みぬ場所ばしょ 新世界しんせかいへ羽はばたいていく
気きが付つけば 一度いちど背せを向むけてしまってから
目指めざしている場所ばしょがわからなくなった
時ときが経たっても 方角ほうがくすら定さだまらないまま
狭せまい部屋へやで背丈せたけだけが伸のび続つづけた
寂さびしいとか 悲かなしいとか 苦くるしいとか
邪魔じゃまなものは捨すてることが正ただしいと信しんじていた
旅立たびだつときは 手てぶらがいいと思おもっていた
軽かるくなったら 空そらも飛とべると思おもっていた
いくら待まっても体からだが浮うくような気配けはいはなく
ただ毎日まいにち 理想りそうの自分じぶんを夢見ゆめみてた
現在げんざい位置いちはここ 僕ぼくが迷子まいごになった水平線すいへいせんだった
空そらを見みたら 羽はばたく 単独たんどく飛行ひこう者しゃが
翼つばさがあれば 飛とべるとわかってきた
抱かかえた分ぶんだけ 羽はばたけるとわかってきた
波なみの音おととか 描えがいていた未来みらいとか 涙なみだの色いろとか サヨナラとありがとうとか
弱よわい僕ぼくとか もがいた時間じかんとか
もれなく全部ぜんぶが 翼つばさに変かわる
気kiがga付tsuけばkeba 目meのno前mae 広hiroがるgaru水平線suiheisenのno先saki
未maだda見miぬnu場所basyo 新世界shinsekaiへhe羽haばたいていくbataiteiku
気kiがga付tsuけばkeba 一度ichido背seをwo向muけてしまってからketeshimattekara
目指mezaしているshiteiru場所basyoがわからなくなったgawakaranakunatta
時tokiがga経taってもttemo 方角hougakuすらsura定sadaまらないままmaranaimama
狭semaいi部屋heyaでde背丈setakeだけがdakega伸noびbi続tsuduけたketa
寂sabiしいとかshiitoka 悲kanaしいとかshiitoka 苦kuruしいとかshiitoka
邪魔jamaなものはnamonoha捨suてることがterukotoga正tadaしいとshiito信shinじていたjiteita
旅立tabidaつときはtsutokiha 手teぶらがいいとburagaiito思omoっていたtteita
軽karuくなったらkunattara 空soraもmo飛toべるとberuto思omoっていたtteita
いくらikura待maってもttemo体karadaがga浮uくようなkuyouna気配kehaiはなくhanaku
ただtada毎日mainichi 理想risouのno自分jibunをwo夢見yumemiてたteta
現在genzai位置ichiはここhakoko 僕bokuがga迷子maigoになったninatta水平線suiheisenだったdatta
空soraをwo見miたらtara 羽haばたくbataku 単独tandoku飛行hikou者syaがga
翼tsubasaがあればgaareba 飛toべるとわかってきたberutowakattekita
抱kakaえたeta分bunだけdake 羽haばたけるとわかってきたbatakerutowakattekita
波namiのno音otoとかtoka 描egaいていたiteita未来miraiとかtoka 涙namidaのno色iroとかtoka サヨナラsayonaraとありがとうとかtoarigatoutoka
弱yowaいi僕bokuとかtoka もがいたmogaita時間jikanとかtoka
もれなくmorenaku全部zenbuがga 翼tsubasaにni変kaわるwaru