時のシナリオ 歌詞 秋元順子 ふりがな付

夢ゆめ…ひとひら 私わたしの手ての中なか
ワインを開あけて 静しずかに祝いわいましょう
愛あい…ひとひら 誰だれかの手ての中なか
指先ゆびさき噛かんで 手繰たぐる もつれた糸いと
二人ふたり夢見ゆめみてた 歓よろこびさえも
今いまは一人ひとりの胸むねじゃ 少すこし重おもたくて
時ときのシナリオ ページを捲めくる
行いき先さきさえも 見みえないけど

嘘うそ…誰だれもが ひとつやふたつは
心こころの中なかに 隠かくしているでしょう
そう…今いまなら 理わ解かるの 私わたしも
胸むねを叩たたいて 拒こばんだ 優やさしさが
窓まどが映うつし出だす 長ながい月日つきひは
そうね現身うつせみ 愛あいと夢ゆめと葛藤ジレンマ
開あけ放はなたれた 大空おおぞら目指めざし
飛とび立たてたなら 幸しあわせだと

ひとり歩あるき出だす 赤あかいヒールは
少すこし不安ふあんで 心細こころぼそくなるけど
時ときのシナリオ ページを捲めくる
行いき先さきはまだ 見みえないけど