ウソや あなたから切きり出だすのね
別わかれ話ばなしは あたしからのはずやった
突然とつぜんの電話でんわ 雨あめの街まちを
コートも着きずに 駆かけてきたのに
繰くり返かえす サヨナラは
もうとうに 慣なれっこやけれど
泣なけへん女おんな 泣なかせるように
せめて カッコつけて くちづけを
西にしと東ひがしに 別わかれましょ
雨あめの梅田うめだ 茶屋町ちゃやまちあたり
傘かさもささず 片手かたてあげて
あなたは立たち去さる あたしは振ふり向むく
まつ毛げに光ひかる ジュエル
そやね 何事なにごともなかったよに
偶然ぐうぜんみたく いつかここで 会あいたいね
どこにもいるよな ふたりやけど
重かさねた月日つきひ 軽かるくなかった
せつなさは 屑くず宝石いしね
胸むねの奥おく 沈しずんできらめく
しばらくひとり 抱だきしめてるわ
耳みみに残のこる声こえを 口くちぐせを
右みぎと左ひだりに歩あるきましょ
雨あめの梅田うめだ 茶屋町ちゃやまちあたり
濡ぬれた舗道ほどう にじむネオン
女おんなの心こころに 散ちらばる想おもい出で
まるで 悲かなしいジュエル
今いまもあの日ひも 変かわらない
夜よるの梅田うめだ 茶屋町ちゃやまちあたり
「忘わすれへんで」「忘わすれへんわ」
男おとこと女おんなの 背中せなかにそぼ降ふる
雨あめの大阪おおさかジュエル
ウソusoやya あなたからanatakara切kiりri出daすのねsunone
別wakaれre話banashiはha あたしからのはずやったatashikaranohazuyatta
突然totsuzenのno電話denwa 雨ameのno街machiをwo
コkoートtoもmo着kiずにzuni 駆kaけてきたのにketekitanoni
繰kuりri返kaeすsu サヨナラsayonaraはha
もうとうにmoutouni 慣naれっこやけれどrekkoyakeredo
泣naけへんkehen女onna 泣naかせるようにkaseruyouni
せめてsemete カッコkakkoつけてtsukete くちづけをkuchidukewo
西nishiとto東higashiにni 別wakaれましょremasyo
雨ameのno梅田umeda 茶屋町chayamachiあたりatari
傘kasaもささずmosasazu 片手katateあげてagete
あなたはanataha立taちchi去saるru あたしはatashiha振fuりri向muくku
まつmatsu毛geにni光hikaるru ジュエルjueru
そやねsoyane 何事nanigotoもなかったよにmonakattayoni
偶然guuzenみたくmitaku いつかここでitsukakokode 会aいたいねitaine
どこにもいるよなdokonimoiruyona ふたりやけどfutariyakedo
重kasaねたneta月日tsukihi 軽karuくなかったkunakatta
せつなさはsetsunasaha 屑kuzu宝石ishiねne
胸muneのno奥oku 沈shizuんできらめくndekirameku
しばらくひとりshibarakuhitori 抱daきしめてるわkishimeteruwa
耳mimiにni残nokoるru声koeをwo 口kuchiぐせをgusewo
右migiとto左hidariにni歩aruきましょkimasyo
雨ameのno梅田umeda 茶屋町chayamachiあたりatari
濡nuれたreta舗道hodou にじむnijimuネオンneon
女onnaのno心kokoroにni 散chiらばるrabaru想omoいi出de
まるでmarude 悲kanaしいshiiジュエルjueru
今imaもあのmoano日hiもmo 変kaわらないwaranai
夜yoruのno梅田umeda 茶屋町chayamachiあたりatari
「忘wasuれへんでrehende」「忘wasuれへんわrehenwa」
男otokoとto女onnaのno 背中senakaにそぼnisobo降fuるru
雨ameのno大阪oosakaジュエルjueru