先さきへ出ですぎりゃ 世間せけんが叩たたく
遅おくれて歩あるけば 笑わらわれる
あとに戻もどれぬ 人生じんせいは
苦労くろうがまんの いばら道みち
義理ぎりはきっちり 命いのちは熱あつく
夢ゆめがささえの 峠とうげ越ごえ
ひとつ違ちがえば 次つぎから次つぎと
待まってはくれない 向むかい風かぜ
情じょうにほだされ ながされる
惚ほれたはれたは 今いまはなし
つらさこらえて 見上みあげる空そらの
月つきも泣ないてる 十三夜じゅうさんや
そこが山やまなら 山やまより高たかく
鳥とりは怖おそれず 飛とび越こえる
明日あしたをめざして 生いきてゆく
それが男おとこの 心意気こころいき
燃もえる思おもいを ひとすじ抱いだけば
夢ゆめが背せを押おす 峠とうげ越ごえ
先sakiへhe出deすぎりゃsugirya 世間sekenがga叩tataくku
遅okuれてrete歩aruけばkeba 笑waraわれるwareru
あとにatoni戻modoれぬrenu 人生jinseiはha
苦労kurouがまんのgamanno いばらibara道michi
義理giriはきっちりhakitchiri 命inochiはha熱atsuくku
夢yumeがささえのgasasaeno 峠touge越goえe
ひとつhitotsu違chigaえばeba 次tsugiからkara次tsugiとto
待maってはくれないttehakurenai 向muかいkai風kaze
情jouにほだされnihodasare ながされるnagasareru
惚hoれたはれたはretaharetaha 今imaはなしhanashi
つらさこらえてtsurasakoraete 見上miaげるgeru空soraのno
月tsukiもmo泣naいてるiteru 十三夜juusanya
そこがsokoga山yamaならnara 山yamaよりyori高takaくku
鳥toriはha怖osoれずrezu 飛toびbi越koえるeru
明日ashitaをめざしてwomezashite 生iきてゆくkiteyuku
それがsorega男otokoのno 心意気kokoroiki
燃moえるeru思omoいをiwo ひとすじhitosuji抱idaけばkeba
夢yumeがga背seをwo押oすsu 峠touge越goえe