逢いたくて北国へ 歌詞 小柳ルミ子 ふりがな付

ひと目めだけでも逢あえればいいと
夜汽車よぎしゃにそのままとび乗のった
私わたしは今いま 胸むねの片隅かたすみに
ひとこと聞ききたいことがある
「あなた本当ほんとうに愛あいしていますか
少すこし迷まよっていませんか」
捜さがすひとは あなたひとり
北きたの街まちへ いそぎます

手紙てがみの文字もじがゆがんでました
私わたしになにか かくしてますか
疑うたがいは悲かなしい嫉妬しっとなの
ひとこと聞ききたいことがある
「もしも二人ふたりで くらす部屋へやあれば
とうか私わたしをつれてって」
プラタナスは ゆれてますか
あなたがいる 北きたの街まち

「あなた本当ほんとうに愛あいしていますか
少すこし迷まよっていませんか」
こんな時ときは 責せめられても
あなたのそばで 眠ねむりたい

シグナルのベルが鳴なりつづける
あなたの胸むねに飛とびこむまでは
咳せきを立たつまであと幾いく時間じかん
私わたしの心こころは燃もえている
燃もえている