泣なかない約束やくそくを
したばかりなのにもう涙なみだ
ひとりでお祭まつりの人ひとごみを逃のがれて
紅あかい鼻緒はなおがなぜかうらめしくて
あの人ひとあの町まちに行いっちゃうなんて
今日きょうはじめてきかされたの
遠とおい笛ふえ太鼓だいこ
恋人こいびと同志どうしなんて
まだいえない二人ふたりだけれど
いつしか心こころに決きめていた人ひとだった
線香花火せんこうはなびがなぜか目めに浮うかぶの
あの人ひとあの町まちで働はたらくなんて
祭まつりの歌うたが手拍子てびょうしが
胸むねにつきささる
泣なかない約束やくそくを
したばかりなのにもう涙なみだ
やさしい母かあさんにもみられたくないから
家いえの垣根かきねのそばを通とおりすぎて
あの人ひとこの町まちを出でてゆくなんて
まだ信しんじられないわたし
村むらの鎮守ちんじゅさま
泣naかないkanai約束yakusokuをwo
したばかりなのにもうshitabakarinanonimou涙namida
ひとりでおhitorideo祭matsuりのrino人hitoごみをgomiwo逃nogaれてrete
紅akaいi鼻緒hanaoがなぜかうらめしくてganazekaurameshikute
あのano人hitoあのano町machiにni行iっちゃうなんてtchaunante
今日kyouはじめてきかされたのhajimetekikasaretano
遠tooいi笛fue太鼓daiko
恋人koibito同志doushiなんてnante
まだいえないmadaienai二人futariだけれどdakeredo
いつしかitsushika心kokoroにni決kiめていたmeteita人hitoだったdatta
線香花火senkouhanabiがなぜかganazeka目meにni浮uかぶのkabuno
あのano人hitoあのano町machiでde働hataraくなんてkunante
祭matsuりのrino歌utaがga手拍子tebyoushiがga
胸muneにつきささるnitsukisasaru
泣naかないkanai約束yakusokuをwo
したばかりなのにもうshitabakarinanonimou涙namida
やさしいyasashii母kaaさんにもみられたくないからsannimomiraretakunaikara
家ieのno垣根kakineのそばをnosobawo通tooりすぎてrisugite
あのano人hitoこのkono町machiをwo出deてゆくなんてteyukunante
まだmada信shinじられないわたしjirarenaiwatashi
村muraのno鎮守chinjuさまsama