春はるのなぎさを あなたとゆくの
砂すなに足跡あしあと のこしながら
はじめて私わたしの 家いえにゆくのよ
恋人こいびとがいつか 出来できたらば家いえへ
つれておいでと 言いっていた父ちち
夢ゆめに見みてたの 愛あいする人ひとと
いつかこの道みち 通とおるその日ひを
お茶ちゃをはこんだ 障子しょうじの外そとに
父ちちとあなたの 笑わらう声こえが
聞きこえて来きたのよ とても明あかるく
幸しあわせなくせに なぜ泣なけてくるの
母ははのほほえみ 胸むねにしみたわ
帰かえるあなたを 見送みおくる道みちは
おぼろ月夜づきよの 春はるの宵よいなの
春haruのなぎさをnonagisawo あなたとゆくのanatatoyukuno
砂sunaにni足跡ashiato のこしながらnokoshinagara
はじめてhajimete私watashiのno 家ieにゆくのよniyukunoyo
恋人koibitoがいつかgaitsuka 出来dekiたらばtaraba家ieへhe
つれておいでとtsureteoideto 言iっていたtteita父chichi
夢yumeにni見miてたのtetano 愛aiするsuru人hitoとto
いつかこのitsukakono道michi 通tooるそのrusono日hiをwo
おo茶chaをはこんだwohakonda 障子syoujiのno外sotoにni
父chichiとあなたのtoanatano 笑waraうu声koeがga
聞kiこえてkoete来kiたのよtanoyo とてもtotemo明akaるくruku
幸shiawaせなくせにsenakuseni なぜnaze泣naけてくるのketekuruno
母hahaのほほえみnohohoemi 胸muneにしみたわnishimitawa
帰kaeるあなたをruanatawo 見送miokuるru道michiはha
おぼろoboro月夜dukiyoのno 春haruのno宵yoiなのnano